まずは原文から!
鉢崎(はちざき)すぎて米山(よねやま)の
くゞるトン子ル(トンネル)七(なな)つ八(や)つ
いづれば廣(ひろ)きわたの原(はら)
佐渡(さど)の國(くに)までくまもなし
さらに読みやすく!
鉢崎(はっさき)すぎて米山(よねやま)の
くぐるトンネル七(なな)つ八(や)つ
い(出)ずれば広きわたの原(はら)
佐渡(さど)の国までくまもなし
さあ、歌ってみよう!
♪はっさきすーぎて よねやまのー
♪くーぐるトンネル ななつやつー
♪いずればひーろき わたのはらー
♪さーどのくにまで くまもなしー
(信越本線)
直江津駅→(旧・春日新田駅跡)→犀潟駅→柿崎駅→米山駅→青海川駅→柏崎駅→安田駅→北条駅→来迎寺駅→宮内駅→長岡駅
※鉄道唱歌に関連する主要駅のみ表記
柿崎を出て、米山のふもとを走る 左に広がる日本海
柿崎駅(かきざきえき、新潟県上越市)を出ると、柏崎(かしわざき)・長岡(ながおか)方面へと向かってゆきます。窓の左側には、とても美しい日本海の景色が登場します。そして米山(よねやま:標高992m)のふもとを通ってゆきます。
米山駅は、かつて「鉢崎駅」と呼ばれていた
鉢崎(はちざぎ)とは、かつての米山駅(よねやまえき、新潟県柏崎市米山町)の開業当初の駅名であり、米山駅は当初は鉢崎駅(はっさきえき)と呼んでいました。
「はちざき」ではなく「はっさき」と読んだようです。
窓の左側に広がる、日本海の景色
犀潟駅(さいがたえき、新潟県上越市)、柿崎駅(かきざきえき、新潟県上越市)を過ぎると窓の西側には本当に青い日本海の海が広がります。
特に夏の時期には晴れの日も比較的多いので、この時期の日本海側の景色は本当に最高です。
歌詞にある通り、米山駅(旧:鉢崎駅)を出ると、現代でも確かに7つ~8つのトンネルをくぐります。米山(よねやま)のふもとの、海に面した山の下を通っているようなイメージですね。
「わたの原」とはつまり、「海原(うなばら)」 のことをいいます。
「くまもなし」とは、曇りもない、つまり 「広く見渡せる」という意味になります。
つまり、
「トンネルを出たら、広い海原が広がり、佐渡の国まで広く見渡せる」
という意味になります。
実際、この近辺は佐渡島からはちょっと遠いのですが、天気がよければ遠くに佐渡島まで見渡せたりもします。
米山のふもとを通り、青海川へ
米山(よねやま、標高992m)からも、晴れた日には佐渡島がよく見えるそうです。
米山は、新潟県のこの近辺にそびえ立つ、まるでこの地域のシンボルともいえるような高い山ですね。
上越妙高駅の付近の、新幹線の車窓からもよく見えるので、「上越富士」といってもいいかもしれません。
(ただし「上越富士」という言い方は、一般的にはなされていないようです)
米山駅過ぎると、歌詞にあるようにいくつものトンネルをくぐり抜け、やがて青海川駅(おうみがわえき)に到着します。
青海川駅については、次回解説します!
注意
この記事は、「小学生の頃の私(筆者)に教える」というイメージで書いており、難しい表現や専門用語などは極力使用を避けて、噛み砕いて記述・説明することに努めております。そのため、内容については正確でない表現や、誤った内容になっている可能性があります。
もし内容の誤りに気付かれた方は、「お前は全然知識ないだろ!勉強不足だ!」みたいなマウントを取るような書き方ではなく、「~の部分が誤っているので、正しくは~ですよ」と優しい口調で誤りをコメント欄などでご指摘頂ければ嬉しく思います。再度こちらでも勉強し直し、また調べ直し、内容を修正致します。何卒ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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