山陰鉄道唱歌 第11番 日本海側に出て、香住に到着!西へ向かえば、余部鉄橋

まずは原文から!

香住(かすみ)に名高(なだか)き大乘寺(だいじょうじ)
應挙(おうきょ)の筆(ふで)ぞあらはるゝ
西へ向(むか)へば餘部(あまるべ)の
大鐵橋(だいてっきょう)にかゝるなり

さらに読みやすく!

香住(かすみ)に名高(なだか)き大乗寺(だいじょうじ)
応挙(おうきょ)の筆(ふで)ぞあらわるる
西へ向(むか)へば余部(あまるべ)の
大鉄橋(だいてっきょう)にかかるなり

さあ、歌ってみよう!

♪かすみになだかき だいじょうじ
♪おうきょのふでぞ あらわるるー
♪にーしへむかえば あまるべのー
♪だいてっきょうに かかるなりー

(山陰本線)
城崎温泉駅→香住駅→餘部駅→浜坂駅→居組駅→岩美駅→鳥取駅

※鉄道唱歌に関連する主要駅のみ表記

城崎温泉を北上し、日本海側へ 海の景色が登場

城崎温泉駅(きのさきおんせんえき、兵庫県豊岡市)を出ると、兵庫県の北端、つまり日本海側に出て来ます。

今回の旅では、ようやくここで海の景色に出会う形となり、いよいよ山陰地方の旅も本格化してきます。

また、個人的には柴山駅(しばやまえき)のホームの景色も、すごく漁村といった感じの景色で気に入っています。

柴山駅(兵庫県美方郡香美町)

香住駅に到着!円山応挙の筆が残る、大乗寺

やがて、香住駅(かすみえき、兵庫県美方郡香美町)に着きます。

香住駅(兵庫県美方郡香美町)

香住(かすみ)には、歌詞にあるように大乗寺(だいじょうじ)というお寺があります。
このお寺に、円山応挙(まるやま おうきょ)という江戸時代の画家の筆で描いたふすま絵があります。

「海が見える」鎧駅

やがて鎧駅(よろいえき、兵庫県美方郡香美町)という、海の景色が綺麗な駅を過ぎます。鎧駅には、使っていないホームがレールだけ撤去され、そのまま残されています。

鎧駅のホーム(兵庫県美方郡香美町)

高度経済成長期自動車が普及するまでは、まだまだ人々の移動の足は「鉄道」でしたから、その時の「駅のホームにたくさんの人がいた」頃の名残がそこにあるのでしょう。ちなみに向こう側のホームへは、観光客向けに解放されているそうです。

さらに西へ向かうと、余部橋梁へ

さらに西へ向かうと、余部鉄橋(あまるべてっきょう)という、高さ40メートルにも及ぶ橋を渡ることになります。
山と山の間にかかった、とても大きな橋です。

元々は本当に鉄橋でしたが、今はリニューアルされた橋であり鉄橋ではないため、余部橋梁(きょうりょう)という言い方が正しいかもしれません。

詳しくは、次回解説します。

注意
この記事は、「小学生の頃の私(筆者)に教える」というイメージで書いており、難しい表現や専門用語などは極力使用を避けて、噛み砕いて記述・説明することに努めております。そのため、内容については正確でない表現や、誤った内容になっている可能性があります。
もし内容の誤りに気付かれた方は、「お前は全然知識ないだろ!勉強不足だ!」みたいなマウントを取るような書き方ではなく、「~の部分が誤っているので、正しくは~ですよ」と優しい口調で誤りをコメント欄などでご指摘頂ければ嬉しく思います。再度こちらでも勉強し直し、また調べ直し、内容を修正致します。何卒ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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