山陰線鉄道唱歌 第17番 泊駅を過ぎ、東郷湖へ 南には三佛寺投入堂も

まずは原文から!

泊(とまり)をすぎて東郷湖(とうごうこ)
中に湧出(わきず)る引地(ひきじ)の湯
南へ行けば三佛寺(さんぶつじ)
投入堂(なげいれどう)のたくみあり

さらに読みやすく!

泊(とまり)をすぎて東郷湖(とうごうこ)
中に湧出(わきず)る引地(ひきじ)の湯
南へ行けば三佛寺(さんぶつじ)
投入堂(なげいれどう)のたくみあり

さあ、歌ってみよう!

♪とまりをすーぎて とうごうこー
♪なーかにわきずる ひきじのゆー
♪にーしへむかえば さんぶつじー
♪なげいれどうのー たくみありー

(山陰本線)
鳥取駅→湖山駅→宝木駅→浜村駅→青谷駅→泊駅→松崎駅→倉吉駅→由良駅→八橋駅→赤碕駅→御来屋駅→名和駅→大山駅→淀江駅→伯耆大山駅→米子駅

※鉄道唱歌に関連する主要駅のみ表記

青谷駅を過ぎ、倉吉方面へ 泊駅・松崎駅を過ぎ行く

青谷駅(あおやえき、鳥取県鳥取市青山町)を出ると、列車は倉吉(くらよし)・米子(よなご)・松江(まつえ)方面へ向かっていきます。

泊駅(鳥取県東伯郡湯梨浜町)

泊駅(とまりえき、鳥取県東伯郡湯梨浜町)を過ぎると、東郷池(とうごういけ)という大きな湖に着きます。駅でいえば、松崎駅(まつざきえき、鳥取県東伯郡湯梨浜町)が最寄駅になります。

松崎駅(鳥取県東伯郡湯梨浜町)

東伯郡は「とうはくぐん」と読みます。恐らく、伯耆国(ほうきのくに:鳥取県西部)の東側にあるエリアなので、「東伯郡」というのだと思われます。ちなみに鳥取県東部は因幡国(いなばのくに)と呼ばれます。

湯梨浜町は「ゆりはまちょう」と読みます。

松崎駅で降りて、東郷池の絶景を堪能

松崎駅で途中下車し、東郷池(とうごういけ)の景色を楽しみます。

東郷池(鳥取県東伯郡湯梨浜町)
東郷池(鳥取県東伯郡湯梨浜町)

松崎駅のちょっと北西にいったところに「東郷池湖畔公園(=写真)」があるので、途中下車の際には気軽に東郷池の景色を楽しむことができます。心地よい風が吹くので、とてもリラックスできます。

ちなみに歌詞にある「引治(ひきじ)」とは、この地域(温泉地)の地名になります。つまり、松崎駅のやや西側のエリアになります。周辺は、東郷温泉という温泉地になります。

「三佛寺投入堂」とは 仏像を投げ入れてできたお寺!?

三佛寺投入堂(さんぶつじなげいれどう)は、松崎駅の南、倉吉市(くらよしし)の南東にあるお寺になります。

三佛寺投入堂は、役小角(えんのおづの)という飛鳥時代後期の人物が、なんと仏の不思議な力によって、仏堂を投げ入れたことによって出来たお寺になります。
この「投げ入れた」というのが、投入堂の由来となります。

役小角(えんのおづの)は、7世紀後半・奈良県橿原市(かしはし)の出身であり、また吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)を建てたことでも知られます。

三佛寺投入堂はなんと山の断崖絶壁の上にあるため、とても危険です。
日本一危険な国宝」とも言われています。

松崎駅を出発 次は倉吉駅へ

松崎駅を出発!

松崎駅を出ると、次は、倉吉駅(くらよしえき、鳥取県倉吉市)に止まります!倉吉駅へは、あと1駅です。

注意
この記事は、「小学生の頃の私(筆者)に教える」というイメージで書いており、難しい表現や専門用語などは極力使用を避けて、噛み砕いて記述・説明することに努めております。そのため、内容については正確でない表現や、誤った内容になっている可能性があります。
もし内容の誤りに気付かれた方は、「お前は全然知識ないだろ!勉強不足だ!」みたいなマウントを取るような書き方ではなく、「~の部分が誤っているので、正しくは~ですよ」と優しい口調で誤りをコメント欄などでご指摘頂ければ嬉しく思います。再度こちらでも勉強し直し、また調べ直し、内容を修正致します。何卒ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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