今回は恋愛トークです。たまにはこういう記事も書いてゆきます!
はじめに:誰だって、12月は寂しくなる
さあ、師走(しわす)に入りました!
つまり12月に入ったということです。
今年もいよいよ、早くも終わり・・・
しかし12月は、いつの時代も多くの「恋愛弱者」と呼ばれる人々を悩ませる、クリスマスという巨大なイベントがあります。
本来はイエス・キリストの生誕を祝うためにあるクリスマスですが、今の日本では完全に「恋人と過ごす日」として認識されてしまっています。
今の日本では、男女関係なく「恋愛弱者」と呼ばれる人が、とても多くなっていると思います。
例えば「恋愛強者3割の法則」といって、恋愛を楽しむことができるのは上位3割(例えば、年収が高く、人とのコミュニケーションがうまい)の男女だけだと言われていたりします。また、
「弱者男性1500万人時代(トイアンナさん著)」
「一人で生きるが当たり前になる社会(荒川和久さん著)」
という書籍が流行ったりもしました。
生涯未婚率・少子化・結婚の減少は増加の一途をたどるばかりであり、また「自由恋愛」である日本では
恋愛が減る=結婚が減る=少子化
という相関関係があります。
日本はいわゆる「自由恋愛」のため、いわゆる「恋愛強者」であれば、どんな異性とも付き合うことができるというメリットがあります。しかしながらこの仕組みでは、先述の通り上位3割の恋愛強者以外は、恋愛を楽しむ・恋人を作ることができません。
昭和日本のような「強制恋愛」「事実上の結婚義務化」「国民皆結婚時代」のような世の中であれば、親・親戚・近所・上司などが勝手に相手を探して見つけてきてくれていたため、ほとんどの人は(よほど人間性に問題がない限り)みんな結婚が出来ていました。しかし、価値観の多様化した令和の現代では、その傾向は大きく変わってしまっていっています。
たまには、こういう話題の記事もやっていこうと思います。
本サイトはあくまで「鉄道旅行関連」なのですが、たまにはこういうのもやっていきたいと思います!
私は鉄道旅行が好きなのですが、「恋愛の研究」もそれなりにやってきた自信があります!(笑)
なので今では、恋愛相手にはほぼ不自由はしていません(昔は酷かったんですけどね)。
12月が寂しく理由(1)寒くなるから
12月になると、当たり前ですが寒くなります。
これは「セロトニン」と呼ばれる、「幸せを感じるためのホルモン」の分泌量が、寒さによって減ってしまうからだと言われています。
寒くなるとセレトニンの分泌量が減るため、そのために人は淋しさを感じてしまうという原理です。
特に冬の日の夕暮れ時の淋しさ、そして冬の夜のつめたい風。あれはちょっと耐えられませんよね・・・。
今世間を騒がせている今井絵理子・参議院議員のアイドル時代の曲「冷たくしないで」の「彼女いるの知ってて 好きになってごめんね」という歌詞が、まさに当てはまってしまいますよね。
12月が寂しくなる理由(2)街がクリスマスに彩られるから
B’zの名曲「いつかのメリークリスマス」の歌詞の通りですね。あれは本当に切ない曲で、とても淋しい雰囲気が満載で涙が出そうになります。いや、普通にとてもいい曲なので、知らない方は是非聴いてみてください。
こ存じの通り、12月になると「街中が一気にクリスマスモード」になります。
その理由は様々ですが、一つに「クリスマス商戦」いうものがあります。つまり、多くの企業にとっては「年一回の特別なイベント」ということで、消費が一気にうながされるという絶好のチャンスとなります。
つまり、
「年一回の特別なイベントだし、奮発して自分へのご褒美をたくさん買ってやろうか!」
といった具合に、企業は人々からたくさん商品を買ってもらいたいわけです。
なので12月はどの企業も、クリスマスの期間は特に一生懸命になります。ここが企業にとっては、まさしく勝負どころなのです。
しかし、このような「街のクリスマスモード」の演出により、街がみんな「赤」「緑」の色に彩(いろど)られてゆき、また街はイルミネーションだらけになってきて、さらには追い討ちをかけるように「冬の冷たい風」までをも体に受けてしまうと、そりゃ誰だってみんなクリスマスを嫌でも意識しだして、しかも「恋人がいない」現状に焦りを感じてしまうのは、もはや仕方ないというものです。
そして12月になると、上記の淋しさから、結婚相談所に新規入会を検討する人も増えるそうです。
やってはいけないこと(1) 焦って恋人を作る
そしてここからは、クリスマス前に「やってはいけないこと」を述べてゆきます。
ついやってしまいがちなことが、
「クリスマスまでに焦って恋人を作る」ということです。
なぜかというと、
「人間は、焦っている人間とは距離を置きたくなる」
という心理があるからです。
人間って、男女関係なく
「彼氏(彼女)欲しいなぁ~」
って思っている間って、なんだか全然魅力ないんですよ。
そういう人からは「非モテ感」「焦っている感」のオーラが、(本人が思っている以上に)体全体からすごく出ています。これはたとえ本人に自覚がなくても、周りはものすごく感じてしまっています。
なので、周りからは
「この人モテないんだうな~」
「モテないということは、何か人間的に問題・難があるんだろうな~」
「面倒だから、この人とは関わらないようにしておこう」
と判断されてしまい、周りは(異性・同性関係なく)みんな去って(逃げて)いくのです!!
なんだか差別的にも思われるかもしれませんが、そもそも人間には「防衛本能」という危険を回避したい本能が備わっているため、「何らかのリスクがありそうな人」とは距離を置きたい(関わりたくない)と思われてしまうのは、もはや嘆いても仕方がありません。
したがって、たとえクリスマス前に焦って恋人・相手を見つけようとしたとしても、何のメリットもリターンも得られません。
「急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)」
ですね。
人間って「余裕がある人」に魅力を感じるのです。
例えば、
「おれ(私)は彼女(彼氏)なんか作らなくても、仕事や趣味や仲間もあって充実しているから、モテてもモテなくても別にどっちでもいいぜ(いいのよ)」
という雰囲気が出ている人は「余裕感」があるため、とっても魅力的なのです!あと仕事も出来そうですし、仲間も多そうですよね。
仕事・趣味・仲間に熱中している人は、男女関係なく、とっても魅力的に映ります。
そして、そんな人のところに、人は寄って来る(異性・同性関係なく)というわけですね。
そして、残念なお知らせがあり、
クリスマス後に別れるカップルは多くいます。
なにせ「クリスマスのためだけに、突貫的に付き合ったカップル」であるため、お互いの話題・価値観・性格・スペックなどが大きく乖離(かいり)・相違している可能性が、非常に高いからです。案の定、クリスマスの後に上記の「価値観や性格などの相違」が露呈・拡大してしまい、ケンカしてすぐ別れるというリスクが異常に高いというわけです。
私もクリスマスの時、
「このカップルはたぶん、クリスマス後に別れるだろうな」
「このカップルはたぶん、元々付き合っていたわけではなく、クリスマス用の即席のカップルだな」
と思うことがよくあります。
やってはいけないこと(2) カップルを羨ましがる
街ゆくカップルを見て「羨ましい」「みじめになる」という人も多いでしょう。
しかし、街ゆくカップル達がみんな「本当に幸せかどうか」なんて、実は誰にもわかりません。
カップル達の中には「羨ましがられたい」と思っている人もいますから、わざと「幸せ感」をアピールしているだけの可能性もあり、実は裏ではケンカばかりだったり、今やトレンドの「奢る・おごらない論争」でお互い言い争いばかりしている、という可能性もあります。
話を元に戻しますが、街ゆくカップル達が私たちに見せている「華々しさ」は、あくまで彼ら・彼女らの一面・一部分でしかありません。華々しい恋愛の裏側には、たくさんの聞くに耐えないような「喧嘩」「浮気」「お金」といったマイナスの話題があったりするものです。つまり、カップルにも大変なことはあるのです。あなたにもデート等で経験はあるかもしれません。
したがって、街ゆくカップル達の「華々しい部分」だけを見て、羨ましくなって惨めになる・・・ということだけは、今すぐやめた方がよさそうです。
対策(1)クリスマスにわざと仕事を入れる
ここからは、一人淋しいクリスマスを、どう過ごすか?について考えてゆきます。ちなみに私(筆者)自身は、若い頃にかなりの「恋人がいない期間」を経験しているため、私の実体験なども踏まえて書いてゆきます!
方法の一つは、シンプルですが「わざと仕事を入れて、忙しくして淋しさを忘れる」ことです。
クリスマスに予定がないことは、もはや仕方がありません。あなたの努力だけではどうにもならない部分・要因もあるため、こればかりはあなたのせいではないのです。
「仕事に逃げている」と言われればそれまでですが、逃げることも、立派な戦略の一つです!
対策(2)淋しい気持ちを我慢しない
淋しい気持ちを我慢せずに、あえて「さびしい、さびしい」と、気持ちを解放してみることです。
淋しい気持ちを無理に我慢すると「心理的リアクタンス」という心理がはたらいてしまい、むしろ余計に淋しくなってしまうという現象が起こります。
どうしても淋しい気持ちが押さえられなくなったら、いっそのこと紙に「怒りの言葉」を書きなぐってみましょう。
本当にヒドイ言葉(たとえ差別用語・放送禁止用語であっても全然OKです!)を、紙に書きなぐるのです。これでもかというくらい、書き込んでいってください。そしたら気持ちがスーッとします。
これは、あくまで紙だからOKなのです。
なので、その書いた文章を決してネットやSNSなどに書き込んだり上げたりしたはダメですよ!
普通に垢バンされたり、または名誉毀損罪・侮辱罪などで訴えられることが考えられます!!
不平・不満・悪口は、あくまで自分の中だけにとどめておくことが重要です。そして人間である以上、不平・不満を持ってしまうことは仕方がありません。
そして書きなぐった紙は、さすがに醜いので、後日あらためて、シュレッダーにかけて、適切に処分しましょう。
もし誰かに見られたら、さすがにヤバいですからね(^^;
対策(3)そもそもクリスマスに「恋人と過ごすための日」というルールは無い
そもそも、クリスマスとは「イエス・キリストの生誕を祝う日」です。
これは日本で言うと「天皇誕生日」や「建国記念日」などに該当する日です。
天皇誕生日や建国記念日に「あえて恋人と過ごす」こいうことはしないように、クリスマスは恋人と必ず過ごさなければならない、なんていうことはないのです。
「クリスマスで恋人と過ごす」という文化は、海外でも多少はあるとは思いますが、日本ほど明確・あからさまではないと思われます。いわば日本だけのルールなので、気にしないことが最善です。
対策(4)世の中の圧倒的大多数は、一人の淋しい人達である
世の中の大多数は「さびしい人たち」で構成されています。ましてや、今や「恋愛弱者」と呼ばれる人たちが普通に増えている時代なので、決して恥ずかしいことではないのです。
「自分だけ」だとは、決して思わないことが重要です!
対策(5)旅行の計画を立てる
クリスマスまたは年末年始の旅行の計画を立てましょう。
私は鉄道旅行関連のブログをやっているわけですが、旅行の計画を考えているときは、それだけで頭のリソースが占有されてしまい、楽しくて他のことを忘れることができます。
「旅行は計画を立てているときが一番楽しい」
まさにそう思います。
私もたくさん旅行する方ですが、これはいつも思います。そして、他の煩わしいことを、みな忘れさせてくれます。
ちなみにオススメの旅行先ですが、クリスマスの時期はどこの場所も「カップルだらけ」になる可能性があるので、カップルが少なそうな旅行先がいいかもしれません。
例えば「ロマンチックな夜景がある街」は、周囲がカップルだらけになることが十分考えられるため、避けた方がよいかもしれません。しかもどこも混雑してしまい、むしろ疲れる(+むなしくなる)だけになるので、要注意です。
「カップルや家族連れだらけでも全然関係ない!」
というツワモノの方は、一人夜景デートでもいいでしょう。
私の場合は、東京ならばお台場・品川近くのホテルだったり、北海道ならば札幌・旭川、または名古屋などに旅行に行った実績があります。
このときは(たまたまかどうかわかりませんが)あまり周りにカップルがいなかったので、ゆっくり・マイペースにクリスマスの夜を過ごせたという記憶があります。
対策(6)クリスマスの日に旅行に行く
そして、クリスマス又は年末年始に、実際に旅行に行くという方法です。
いや「旅行」とまではいかなくても、せめてホテルに泊まることで、
「淋しい自宅の部屋で一人で過ごすことだけは回避する」という方法です。
2024年のクリスマスイブは火曜日(平日)なので、むしろ忙しい時期であり、しかも年末の追い上げで、忙しいという人も多いことでしょう。すると旅行は厳しくなります。
会社が忙しい場合は、仕事が終わったら、近くのホテルを予約しておいて、ホテルに直行(むしろホテルに「直帰」)するという手段もあります。
最近のビジネスホテルは非常に高性能なので、シンプルかつ簡素・快適な空間において作業に集中したり、また朝食サービスも充実しているというメリットもあります。ぜひ活用しましょう。「ビジネスホテルが趣味」という方は、意外と多いです。
翌朝は水曜日なので、おいしい朝食サービスを食べて、そのまま笑顔で出勤するというわけです。
「クリスマスイブをなんとか乗り切った!」という満足感とともに(?)、です。
もし休みが取れる方であれば、クリスマスの夜はあえで自宅ではなく、旅行先のホテルや旅館の部屋などで過ごすのです。
自宅で一人でいると、なぜか無性に淋しくなるのがクリスマスの夜というものです。
なのでクリスマスの夜は、とにかく「自宅以外」の場所で過ごすという手があります。
私も非モテだった社会人時代には、クリスマスの夜は仕事終わりに「ホテルに直帰」「旅行先のホテルで過ごす」ということをよくやっていました。これで、少なくとも自宅で一人で過ごすという事態は回避できていました。
ホテルの部屋だと、なぜか淋しくないんですよね。
最後に:あなただけの、よきクリスマスイブを!
人の幸せの価値基準は、人それぞれです。
そしてクリスマスの過ごし方も、人それぞれです。
決して「恋人がいないクリスマスを悲観する」のではなく、あくまで「自分に合ったクリスマスの過ごし方を探す」ということが、とても重要です。
皆さんそれぞれに合った、良きクリスマスを過ごしましょう!
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