「東北きりたん」とは?秋田県の地理・歴史などを交えて、わかりやすく解説!

秋田県はじめ東北地方が誇るキャラクター・東北きりたんについて、秋田県の地理や歴史を交えながら、わかりやすく解説してゆきます!

東北きりたんの魅力的な世界

今回は、​今やYouTubeなど様々なメディアなどで大人気のキャラクター、東北きりたんについてお話ししますね!

東北きりたんは、とても可愛らしい見た目や声などが特徴の、秋田県をはじめとする東北地方の魅力を発信する、今や様々な動画コンテンツに登場する人気キャラクターです。

彼女の背景には、東北地方の豊かな文化歴史がギュッと詰まっていて、知れば知るほど愛着が湧いてきます。

基本知識:背負っているのは「きりたんぽ」

​まずは、彼女の見た目からインパクト抜群なポイントを紹介します!

​きりたんぽを背負っている

彼女の背中にある大きな筒状つつじょうのものは、秋田名物のきりたんぽです。
つまり、彼女はその​きりたんぽを背負っている、とってもインパクトある(けど可愛らしい)キャラクターであるというわけです。

きりたんぽとは、炊いたご飯を杉の棒に巻き付けて焼き上げた、秋田県郷土料理のことです。
寒い冬にはピッタリの、秋田ならではのあったかい料理ですね。

​冬の定番:きりたんぽ鍋の魅力

秋田県内陸部は、冬になると雪深く、しんしんと厳しく冷え込んでゆきます。
そんな中で食べる、あったかいきりたんぽ鍋は、まさに冬の風物詩ですね!

きりたんぽについては、こちらの記事(当サイト)でも解説していますので、ご覧ください。

​東北ずん子の妹

彼女(東北きりたん)は、同じく東北を応援するキャラクターである「東北ずん子」の妹(三女)という設定となっています。
すなわち、長女の東北イタコを含めた三姉妹の末っ子としてお姉さん想いな一面が可愛らしいですね!

​趣味は「ゲーム」と「ひきこもり」

また、まるで現代的な女の子っぽく、ゲームが大好きという設定も親近感がわきます。

VOICEVOX:魔法のような音声合成ソフト

​まずは、彼女たちが喋るための「声」を届ける魔法の道具である、「VOICEVOX(ボイスボックス)」と呼ばれるについてです。

無料で使える高品質なソフト

VOICEVOX(ボイスボックス)は、誰でも無料で、しかも商用利用も可能な音声合成ソフトです。
好きなテキストを入力するだけで、まるで人間が喋っているような(全然機械っぽくない)自然なイントネーションで読み上げてくれます。

​音声合成ソフト:コンピューターを使って、人間の声を人工的に作り出すためのソフトウェアです。

VOICEVOXはどう使う?

ちなみに、このVOICEVOXはどう使うのかというと、

  1. まずは喋らせたいテキストを書いて入力して、
  2. 誰か好きなキャラクター(例えば春日部つむぎずんだもんなど)の声を選ぶ

これによって、テキストを正確かつかなり滑らかな発音で読み上げてくれるという、とても便利なソフトであるというわけですね。

滑らかな発音の秘密「ディープラーニング」

このVOICEVOXで発音させた声の​イントネーションはとても流暢りゅうちょうであり、しかもあまり機械っぽくない・とても人間っぽいしゃべり声となっています。
それは、AIによる最新のディープラーニング深層学習)技術を使っているからということになります。

ディープラーニング:コンピュータがまるで人間のように、過去の大量のデータから特徴を自動で見つけ出す仕組みのことです。

「​ずんだもん」や「春日部つむぎ」なども所属

また、このソフト(VOICEVOX)には、他にもずんだもん春日部つむぎなどのキャラクターが多く参加しています。

ずんだもんについては、以下の記事でも解説していますので、ご覧ください

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春日部つむぎについては、以下の記事でも解説していますので、ご覧ください

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今の世の中、YouTubeなどの動画投稿サイトにおいては、もはや彼女たちの声を聴かない日はまるで無いくらいですね!

​イントネーションの細かな調整

また、このVOICEVOXは、単に読み上げるだけではなく、言葉のアクセントを手動で好きなように自由に変えられるのが、これまた凄いところですね。

もちろん、ある程度はAIで自動的にアクセントは設定してくれるのですが、手動で設定を行うとさらに細かいアクセントを自分好みに設定することが可能となります。

​地理:秋田県と「東北きりたん」の深い関係

彼女の名前「きりたんぽ」の由来は、もちろんのことながら秋田県の地理と密接に関わっています。

​鹿角市が「きりたんぽ」発祥の地

東北きりたんの由来でもあり、秋田が誇る料理である「きりたんぽ」の本場は、秋田県北部の鹿角市かづのしであると言われています。
​​きりたんぽ発祥の地・​鹿角市かづのしは、秋田県の北東部に位置し、山々に囲まれた美しい場所ですよ。

このように、秋田特有の厳しい冬を乗り越えるための知恵として生まれた料理「きりたんぽ」が、キャラクター名になっているというのはとても興味深いですよね。

​山形県や岩手県とのつながり

また、「東北」の名を冠している通り、彼女(東北きりたん)はもちろん秋田だけでなく、東北全域を応援しています。

したがって、彼女の存在自体が、東北地方の地理的な一体感を高めるシンボルになっているとも思われます。

東北きりたんの歴史:マタギの文化が隠れている?

​東北きりたんのルーツをさらに辿ると、東北地方ならではの古い歴史が見えてきます。

​マタギの携帯食とも言われている「きりたんぽ」

また、郷土料理「きりたんぽ」の起源には、かつてその昔か、秋田の冬の山にて狩猟を行う人たちである「マタギ」たちが、「残ったご飯を棒に刺して、焼いて食べた」という説があります。

ちなみにマタギとは、かつて東北地方などの山岳地帯において、古くから伝統的な方法によって集団狩猟を行ってきた人たちのことをいいます。
いわば歴史ある「ハンター」たちのことですね。

マタギについては、こちらの記事(当サイト)でも解説していますので、ご覧ください。

すなわち、厳しい冬に険しい山へ(狩りのために)入っていくマタギたちが、保存のよくきく「焼きおにぎり」のような状態で持ち運び、鍋に入れて食べたのが始まりと言われているわけです。
したがって、「きりたんぽ」は内陸の厳しい自然環境が生んだ「生きるための知恵」が詰まった料理であるというわけです。

​秋田県ならではの「お米への愛情」

秋田といえば、言わずと知れた「米どころ」ですよね。
秋田は小野小町の出身地としても有名で、また彼女の名前にちなんだ「あきたこまち」というお米はよく知られていますね。

すなわち、「きりたんぽ」はかつて秋田新米が収穫された時期に、その美味しさを(寒い冬において)存分に味わうための贅沢な食べ方でもあったわけです。

あきたこまちについては、こちらの記事(当サイト)でも解説していますので、ご覧ください。
小野小町については、こちらの記事(当サイト)でも解説していますので、ご覧ください。

​個人的な感想:ギャップがたまらない!

彼女は​見た目は幼くて可愛らしいのに、中身はしっかり者で、時には鋭い指摘を飛ばすこともある。
この「ギャップ」こそが、多くのクリエイターやファンを惹きつける理由なのでしょう。

東北ずん子:ふるさと想いの長女(次女説もあり)

​彼女は、東北地方を応援するために生まれた「元祖」キャラクターです。
​いわゆる東北地方の名物である「ずんだ餅」を広めるのが使命とされています。

​ずんだ餅とは、でた枝豆えだまめをすりつぶして、砂糖と混ぜ、おもちえた、宮城県などの郷土料理のことをいいます。

ずんだ餅については、こちらの記事(当サイト)でも解説していますので、ご覧ください。

東北ずん子さんの趣味は「ずんだ餅」作りで、特技は「ずんだアロー」という弓矢で、どんな餅でも「ずんだ餅」に変えてしまうことです。

ちょっと強引な気もしますが、その一途な姿が愛らしいですね!

​東北イタコ:ミステリアスな最年長

また、​東北イタコさんは、三姉妹の長女であり、東北きりたん東北ずん子さんらを優しく(?)見守るお姉さんです。

​イタコの修行を終えた専門家

東北イタコさんは、青森県の恐山おそれざんなどに伝わる有名な、「亡くなった人と会話したい」という人の要望に応えるために、霊界の死者と会話できるようにするために口寄せを行うという、いわゆる「イタコ」の修行を積んでいます。
いわゆる「霊媒師れいばいし」というものです。

口寄せ:亡くなった人の霊を自分の体に降ろして(呼び寄せて)きて、その霊さんの言葉を代わりに喋ることをいいます。

ちょっと怖い話ではありますが、そうした怖いイメージを払拭して、青森県の文化にもっと興味を持ってもらおうという意図があります。
すなわち、彼女が登場するサブカルチャーやメディアなどを通じて、人々に「イタコって何だろう?」という興味を持つきっかけを作っているわけですね。

東北イタコさんには、まるで大人の色気とミステリアスな雰囲気が漂っていますね。

​妹たちが大好き

このちょっと怖い(?)東北イタコは、特にきりたんを溺愛しているようで、この三姉妹が揃うと、にぎやかで本当に楽しそうです!

おわりに・まとめ

いかがだったでしょうか。

​こうして見ると、単なるキャラクターの枠を超えて、地域の文化歴史を伝える素晴らしいメッセンジャーになっているのが分かります。
ずんだもんのシュールな笑いから、東北イタコの伝統的な背景まで、層が厚くて飽きませんね!

彼女の声を聴きながら、秋田のきりたんぽ鍋を食べる…そんな冬の過ごし方も、風情があって素敵だと思いませんか?

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