明治時代のイケメン鉄道職員さんたちの結婚や出会いの事情について、 現代とは大きく異なるその驚きの事情を、わかりやすく解説していきます!
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明治時代の鉄道職員:エリートの出会いと結婚事情
明治時代の鉄道は、まさに最先端のハイテク産業でした。
したがって、そこで働く人々は非常に人気の高いエリート職だったのです。
そんな彼らの結婚や出会いは、現代とは少し違う、独特な文化の中にありました。
鉄道員という「ブランド力」
高級取り・優秀 地元で「モテモテ」「引く手あまた」の鉄道職員
当時の鉄道員、特に官設鉄道(政府が運営)や、日本初の民営鉄道である日本鉄道で働く人々は、安定した「高給取り」として知られていました。
すなわち、現代で言うところの「一流商社マン」や「キャリア公務員」のような立ち位置ですね!モテないわけがないでしょう!
官設鉄道:国(明治政府)が直接建設し、運営した鉄道のことです。
日本鉄道:日本で最初の私鉄会社です。
現在の東北本線の原型を作った会社です。
ほぼ自動的に「良縁」が舞い込んでくるイケメン鉄道職員
そんな「モテモテ」な彼らの周りには、自然と良縁が集まってきました。
- 社会的地位の高さ:彼らの制服をピシッと着こなす姿は、街や地域の憧れの的でした。
- 安定した収入:誰でもなれるわけではない鉄道職員は、当時の花形職業でした。そのため、生活の不安が少なかったのです。
- 知的なイメージ:鉄道職員は優秀である必要があり、例えば複雑な時刻表の管理や機械操作など、高い教育が必要な仕事でした。
官設鉄道:国(明治政府)が直接建設し、運営した鉄道のことです。
日本鉄道:日本で最初の私鉄会社です。
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主な出会いのきっかけ
当時は今のような「自由恋愛」よりも、周囲の結びつきによる結婚が主流でした。
例えば、
- 駅長などの上司が、縁談をもってくる。
- いわゆる近所の「おせっかいおばちゃん」たちが、イケメン君(鉄道職員)を捕まえて差し入れを渡したりして、自分の(結婚適齢期になった)娘さんとの接近のきっかけを作る。
などといった感じで、ほとんど自動的に結婚できるような仕組みになっていたのです(逆にいえば、独身謳歌の自由がほとんどない)。
結婚の歴史については、以下の記事でも解説していますので、ご覧ください。

優秀・イケメン・高級取りの鉄道職員に「独身」の選択肢は無し!?
このように、現在のような婚活やマッチングアプリなどのようなシステムが無くても、あちらこちらから・多方面から高年収だった鉄道職員のイケメン君たちは、結婚のチャンスにまみれていたのです。
逆に言えば、「高給取り」だった彼らには、もはや結婚しない道・独身を謳歌する道なんて、ほとんど残ってなかったと思っていいでしょう。(^^;)
上司や同僚からの紹介(縁談)
まずは、「上司や同僚からの紹介(縁談)」です。
一番多かったのが、このパターンです。
例えば、信頼できる上司が「君、そろそろ身を固めてはどうか」と、良い家柄の娘さんを紹介してくれました。
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「地域の顔」としての駅長
当時の「駅長」と言えば、もはや「地域の顔」した。
すなわち、地域のいろんな人(地元のお金持ちも含む)と顔がきく存在でした。
つまり、何としても若手のイケメン鉄道職員と結婚させたい地域の人にとっては、まずは駅長にアピールする(つまり、駅長に様々な菓子折りや差し入れを持っていくことが 近道だったのでした。
「結婚適齢期の娘を、鉄道職員と結婚させたい」というニーズ
地域の金持ちの方々にとっては、自分の娘が結婚適齢期つまり年頃の女の子になると、どうしても娘の将来を案じて(心配)して、いわゆる鉄道職員のような「お堅い職業」の人と結婚させたいものでした。
そんな時に、地域の顔である 「駅」に勤める鉄道職員(イケメン君ならなおさら)というものは、真っ先に「引く手また」の、もはや男性アイドルみたいなそんな感じになっていたのでした。
また、近所の「おばちゃん達」が 駅長と仲良くなって、「うちの娘はどう?」みたいな感じで働きかけることもありました。
駅長からの頼みとあれば、部下のイケメン君(鉄道職員)は、(自分の評価もあるため)、もはや断るわけにはいきませんね!
驚きの地域の「イケメン君と娘さんを結婚させる」大作戦
昔は、地域の「何が何でもイケメン君と娘さん結婚させる」という大作戦はとても凄まじいものでした。
「差し入れ」大作戦
鉄道職員のイケメン君の住む鉄道官舎(社宅)っていうのは場所が決まっていたので、近所のおばちゃんたちはイケメン君の部屋(自宅)にお邪魔して、「ほら、お疲れさま。差し入れよ。」「お一人だと淋しいでしょ?」といった具合で「差し入れ」を持ってきたのでした。
そこでもしイケメン君が「これ、うまいっすね!」って言おうものなら、おばちゃんはすかさず、
と畳みかけるわけです。
こうなったらもはや、娘さんとイケメン君の結婚は決まったも同然というわけです。
「わざとハンカチを落とす」大作戦
あるいは、鉄道職員のイケメン君が毎日通る道を把握しておいて、わざとハンカチを落とすという手法も使われていたのでした。
そこでイケメン君が(ハンカチを落とした)おばちゃんのもと(家)へ ハンカチを届けに行くと、すかさず玄関先で娘さんが登場するわけです。
こうなったらおばちゃん側にとっては、もう「勝ったも同然」というわけです。
イケメン君は家に上がらされ、豪華な食事を振る舞われ、「断りにくい雰囲気」にまで持っていかれるというわけですね。
その他、「あの手この手」を使った引き寄せ大作戦
他にも、イケメン君がよく通う店のマスターと知り合いになって、マスターの方に便宜をはかってもらう(つまりイケメン君に娘さんを紹介するきっかけを作ってもらう)などという手法もあったようでした。
このように、当時は「あの手この手」で「根回し」を行っていたのでした。
現代とは違いすぎる、当時の結婚争奪戦の凄まじさ
駅長ともなれば、地域の顔です。
地元の名士から「ぜひ娘を」と望まれることも、珍しくありませんでした。
名士:その地域において広く名前が知られており、社会的地位や名声、影響力がある人のことをいいます。
地域の人々が何が何でも「イケメン鉄道職員君」と娘さんを結婚させようとした理由
ではなぜ、地域の皆さんがここまでしてイケメン君と娘さんを結婚させたがったのか。
それはもちろん、娘さんの将来が不安だからという理由もありますが、当時の結婚は現代以上にはるかにその地域のステータスに影響していました。
つまり、いかにお堅い職業の男性と結婚できるかどうかが、一族のステータスやその地域における地位・発言力・影響力に深く関わっていたのでした。
逆に言えば、万一「他の家の娘に取られた!」なんてことが起これば、その一族の地位は大きく低下するわけです。
まあ、簡単に言えば他の家からマウントを取られたり、 地域の集まりなどにおいて発言力が弱くなったり、 肩身の狭い思いをしたりすることになるわけです。
ひいては末代までの恥にもなりかねなかったわけですね。
それぐらい当時の結婚は一族の存続にとって非常に重要だったため、当時の地元の人たちは、現在のプロの婚活コンサルも顔負けの必死の交渉力で、イケメン君と娘さんを何としてでも結びつけていたのでした。
今じゃこんなの到底考えられないですよね…。(^^;
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イケメン鉄道職員君も断れなかった・断りづらかった雰囲気に
またイケメン鉄道職員君にとっても、ここまで地域から「根回し」され、ガチガチに外堀から埋められると、到底「断りづらい雰囲気」になっていくわけです。
もしイケメン君が「(結婚すると)自由も稼いだ金も奪われるから」などの理由で縁談や結婚を断ったりなんてことをすると、まずは駅長の面目が「丸潰れ」になります。
というのも、駅長はもはや地域の人々(有力者)などから頼まれて部下のイケメン君を紹介し、その上で大事な娘さんと結婚させることを約束しているわけです。
なので、もし部下のイケメン君が断ろうとするもんなら、駅長さんの地域に対する面目・メンツはもはや「丸潰れ」になります。
つまりこれは「駅長に恥をかかせる」のと同義になるわけです。
そうなると、部下のイケメン君の駅長からの評価は、当然ながら下がります。
またこうした噂は地域に一瞬にして、なおかつ一斉に広まっていくため、地域の人々からも「ろくでなし」と評価を下げられてしまいます。
そうなると、イケメン君はもはやその地域においては生きづらくなってしまう・居づらくなってしまうことになるわけです。
昔は地域の皆さんは「家族」みたいなもんでしたからね。
現在では婚約の話が出る前に、
- 「やっぱりフィーリングが合わないから別れよう」
- 「結婚はなかったことにしよう」
- 「君との結婚は考えられない」
なんてことが頻繁に起きていますが、当時はそんなことは到底許されない雰囲気だったことがお分かりいただけるでしょうか。
結婚における「鉄道職員さんたち」の苦労
華やかなイメージの一方で、鉄道員ならではの切ない事情もありました。
多忙な勤務体制、頻繁な転勤
鉄道は休みなく動きます。
そのため、お正月や盆休みも仕事ということが多く、家庭を顧みる時間が少なかったのは、今も昔も変わらない悩みだったかもしれませんね。
また、路線の延伸に伴い、全国各地へと異動がありました。
しかし、当時の奥様方は「夫の仕事が国を豊かにする」という誇りを持って、それについていったとうわけです。
私(筆者)の感想
明治という新しい時代を「煙」を上げて突き進む鉄道職員たちは、本当にカッコよかったのでしょうね!
そんな彼らを支えた奥様たちもまた、近代化という大きな夢を一緒に追いかけていたのかもしれません。
当時の婚活(?)事情を想像すると、少し微笑ましい気持ちになります。
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おわりに・まとめ
いかがだったでしょうか。現在と大きく異なる当時の結婚事情について、お分かりいただけたと思います。
すなわち、当時は現在のように「オレは一生独身で好きなように生きる!」みたいな選択肢はほぼ無かった時代だったというわけです。
もしあなたが当時のイケメン鉄道職員さんだったら、ほぼ強制的に結婚せざるを得なかったような時代に窮屈さを感じてしまうでしょうか。
それとも、「誇らしい気持ち」になっちゃうでしょうか。
今回の記事の編集後記については、以下のサブサイト(鉄道旅行を究極まで!Extra)でも語っていますので、ご覧ください。

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