鉄道唱歌 奥州・磐城編 第12番 「日光を見ずして、結構と言うなかれ!」日光は当時の最新の技術やこだわりの集合体

まずは原文から!

日光(にっこう)見ずは結構(けっこう)と
いふなといひし諺(ことわざ)も
おもひしらるゝ宮(みや)の樣(さま)
花か紅葉(もみじ)か金襴(きんらん)か

さらに読みやすく!

日光(にっこう)見ずは結構(けっこう)と
いうなといいし諺(ことわざ)も
おもひしらるる宮(みや)の様(さま)
花か紅葉(もみじ)か金襴(きんらん)か

さあ、歌ってみよう!

♪にっこうみーずは けっこうとー
♪いうなといいしー ことわざもー
♪おーもいしらるる みやのさまー
♪はーなかもみじか きんらんかー

(東北本線)
上野駅→王子駅→赤羽駅→(荒川)→浦和駅→大宮駅→蓮田駅→久喜駅→栗橋駅→(利根川)→古河駅→間々田駅→小山駅→小金井駅→石橋駅→雀宮駅→宇都宮駅

(日光線)
宇都宮駅→(6駅)→日光駅

※鉄道唱歌に関連する主要駅のみ表記

「日光見ずして結構と言うなかれ」

日光見ずして結構と言うなかれ(日光を見ないで、結構と言ってはいけない)」という諺(ことわざ)があります。

その意味は、日光は日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)をはじめ当時の最新鋭の建築技術や様々なこだわりを駆使して建てられたものであるため、そうした職人さんたちのこだわりや技術力の高さ、主祭神たる徳川家康公に込められた思いなどを無視して日光を見ない・参拝しないなどもってのほか、という意味になるでしょう。

日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)には、いわゆる「三猿(さんえん)」に代表されるような、それぞれの建築に対して様々な意味や教訓、メッセージを持たせたものが多くあります。
また、陽明門(ようめいもん)のように、様々な技巧を凝らしてできており、1日中見続けても飽きないとされる、非常にユニークで当時としては非常に高度な技術をもってしてできた建築物が数多くあります。

「奥州街道」で旅をしていた人々も、日光に寄っていった

江戸時代には奥州(東北地方)へ用事があって奥州街道(おうしゅうかいどう)を江戸から宇都宮まで北上してきた旅人にとっても、「せっかく宇都宮まで来たのだから日光へ寄っていきなさい。絶対に損や後悔はさせませんから」みたいなメッセージで「日光見ずして結構と言うなかれ」といわれていたのではないでしょうか(あくまで私の想像です)。

そして、日光駅から日光東照宮までに至る門前町も、とても風情ある街並みが広がって、また川の景色が美しい大谷川にかかる赤い橋である「神橋(しんきょう)」など、参拝そして観光地としても有意義に過ごせます。

思う存分、日光の観光を楽しみましょう!

日光駅(栃木県日光市)

次も、日光の解説をします!

注意
この記事は、「小学生の頃の私(筆者)に教える」というイメージで書いており、難しい表現や専門用語などは極力使用を避けて、噛み砕いて記述・説明することに努めております。そのため、内容については正確でない表現や、誤った内容になっている可能性があります。
もし内容の誤りに気付かれた方は、「お前は全然知識ないだろ!勉強不足だ!」みたいなマウントを取るような書き方ではなく、「~の部分が誤っているので、正しくは~ですよ」と優しい口調で誤りをコメント欄などでご指摘頂ければ嬉しく思います。再度こちらでも勉強し直し、また調べ直し、内容を修正致します。何卒ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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