釧網本線・塘路→釧路の鉄道旅と、釧路湿原などの地理・歴史などを、旅行初心者の方にもわかりやすく解説してゆきます!

釧路湿原とタンチョヅル(画像はAIによるイメージです)
塘路駅で、ちょっと休憩

釧路川(釧網本線)(北海道)

塘路湖(釧網本線)(北海道)
釧路川・塘路湖を横に走ると、やがて
- 塘路駅(北海道川上郡標茶町)
に着きます。

塘路駅(北海道川上郡標茶町)

塘路駅(北海道川上郡標茶町)
塘路駅は、まさに釧路湿原への入口の駅になります。
日本最大の湿原「釧路湿原」

釧路湿原(画像はAIによるイメージです)
そして日本最大の湿原である、釧路湿原の中を通ってゆきます。
広大な釧路湿原が、窓の外に広がることになります。
まさに「これぞ釧網本線!」というような、絵に描いたような景色が広がります。
湿原:水が多くて湿った土地のことです。
枯れた植物が腐らずに積み重なっており、まるでスポンジのような地面になっているのが特徴です。
期間限定の臨時列車「くしろ湿原ノロッコ号」ならば、その名の通り「ノロノロゆっくり」走ってくれるため、ゆっくりと釧路湿原の景色を楽しむことができるでしょう。

釧路湿原駅(北海道釧路郡釧路町)
釧路湿原にタンチョウヅルが多い理由

釧路湿原とタンチョウヅル(画像はAIによるイメージです)
釧路湿原にタンチョウ(丹頂鶴)が多く生息しているのには、いくつかの大きな理由があります。
一度は絶滅したと思われていた彼らが、ここで命を繋ぎ、増えていったのには深い物語があるんですよ。
主な理由は、以下の通りです。
広大な「隠れ家」と「子育て」の場所
日本最大の広さを誇る釧路湿原は、外敵から見つかりにくい広大なヨシ原が広がっています。
したがって、天敵を避けながら安心して卵を産み、ヒナを育てることができるというわけですね。
冬でも凍らない水場
釧路湿原の一部には湧水があり、厳しい冬でも凍らない場所という、タンチョウヅルにとってはとてもありがたい場所があります。
そのため、彼らは一年中、水の中にあるエサ(魚や虫など)をずっと獲り続けることができるため、渡り鳥にならずに(つまり他の場所に移住せずに)ずっと釧路湿原に住み着くことができるというわけです。
人々からの手厚いサポート
また、タンチョウヅルは大正時代に数羽が発見されてから、地域の人々がずっと長い間、冬の餌付け(給餌)を続けてきました。
このように、冬の間の食料をツルの皆さんに分け与えることで、(基本的には食料が不足しやすい)冬を乗り越えられるようになったということが、タンチョウヅルの生息数が増えた最大の要因と言えるでしょう。
湿原や原野の景色も終わり、一気に釧路の市街地へ
根室本線との合流点・東釧路駅へ

遠矢駅(北海道釧路郡釧路町)
遠矢駅を過ぎると、やがて根室本線との合流点である東釧路駅に到着します。

根室本線(花咲線)と合流(北海道)

東釧路駅(北海道釧路市)
そして市街地を流れる大きな川である釧路川を渡り、それまでの湿原や原野が基本だった車窓は影をひそめ、一気に市街地っぽい景色に変わってゆきます。

釧路川(釧網本線の車窓より)(北海道)
釧路駅(釧路市)に到着
釧路の市街地をかいくぐり、やがて釧路駅(北海道釧路市)へ到着します。

釧路駅(北海道釧路市)
旭川・北見・網走方面からやって来た場合、釧路に着いたころには恐らく夜になっていると思います。
なので今夜はホテルで一泊し、翌日になってから釧路湿原や花咲線の観光に向かうことになると思います。
また、釧路駅には60年代頃と思われる駅名標もあり、これもまた歴史を感じさせます。

釧路駅(北海道釧路市)
夏でもやや寒い、釧路の夜
ちなみに釧路の夜は夏でもやや寒いです。
15℃を下回ることもあり、寒くて眠れないこともあるので、もう一枚長袖や上着を用意しておくとよいでしょう。
釧路は夏でも気温が30度を越えることが少なく、避暑地としてもとても人気があります。
こちらについては、次回以降また詳しく解説します!

釧路のシンボル・幣舞橋(ぬさまいばし)からの景色(北海道釧路市)

幣舞橋(北海道釧路市)
次回は、釧路市の話題へ
おわりに:次は、釧路市の観光・地理・産業・歴史などの話題となります!
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