鉄道唱歌 関西編 第25番 伊勢市(宇治山田)に到着 伊勢神宮の外宮を参拝

まずは原文から!

伊勢(いせ)の外宮(げくう)のおはします
山田(やまだ)に汽車(きしゃ)は着きにけり
參詣(さんけい)いそげ吾友(わがとも)よ
五十鈴(いすず)の川に御祓(みそぎ)して

さらに読みやすく!

伊勢(いせ)の外宮(げくう)のおわします
山田(やまだ)に汽車(きしゃ)は着きにけり
参詣(さんけい)いそげ吾友(わがとも)よ
五十鈴(いすず)の川に御祓(みそぎ)して

さあ、歌ってみよう!

♪いーせのげくうの おわしますー
♪やまだにきしゃは つきにけりー
♪さんけいいーそげ わがともよー
♪いすずのかわにー みそぎしてー

(紀勢本線)
亀山駅→一身田駅→津駅→阿漕駅→高茶屋駅→松阪駅→多気駅

(参宮線)
多気駅→田丸駅→宮川駅→伊勢市駅→二見浦駅(→至・鳥羽駅)

宮川(みやかわ)を渡ると、やがて伊勢神宮(いせじんぐう)の外宮(げくう)に近い、伊勢市駅(いせしえき、三重県伊勢市)に着きます。

三重県伊勢市(いせし)は、かつて宇治山田市(うじやまだし)と呼ばれていました。
また、伊勢市駅は、明治時代の参宮鉄道(さんぐうてつどう)という私鉄だった時代の開業当初は、山田駅(やまだえき)という名前でした。

なので歌詞では「山田に汽車は着きにけり」となっているわけです。

ちなみに「宇治(うじ)」とは伊勢内宮(ないくう)の地名、「山田」とは伊勢外宮(げくう)の地名になります。

伊勢外宮(いせげくう)は、豊受大神(とようけのおおかみ)という神様を祀(まつ)る神社です。
豊受大神は、豊作・作物をたくさん取れることを祈るための神社になります。

伊勢神宮には外宮(げくう)と内宮(ないくう)とがあり、どちらかだけを参拝する「片参り」は、基本的には推奨されないとされています。
つまり両方を参拝することが望ましく、まずは外宮から参拝し、伊勢市駅からバスで内宮方面へ向かい、内宮の参拝をするのがよいでしょう。

外宮であれば伊勢市駅から参道を通って徒歩5分程度ですが、内宮まで徒歩でいくにはちょっと遠いので、伊勢市駅や近鉄線の五十鈴川駅(いすずがわえき)からバスを利用しましょう。

伊勢神宮参拝にあたって、バスは「三重交通」という会社にお世話になることが多いです。
三重交通」の社歌はYouTubeに上がっており、動画内で社員をはじめとする皆さんが楽しそうに歌う様子がインパクト大です。

天皇陛下など皇族の方々も、伊勢神宮を参拝する時はまず外宮から内宮を参られるようなので、「片参り」はなるべく避けるよう、我々一般庶民も気をつけましょう。

五十鈴川(いすずがわ)を渡るとそこは伊勢内宮ですが、昔の人はこの五十鈴川において身を清めてから参拝することになっていたそうです。

次は、伊勢神宮・内宮(ないくう)の参拝です!

注意
この記事は、「小学生の頃の私(筆者)に教える」というイメージで書いており、難しい表現や専門用語などは極力使用を避けて、噛み砕いて記述・説明することに努めております。そのため、内容については正確でない表現や、誤った内容になっている可能性があります。
もし内容の誤りに気付かれた方は、「お前は全然知識ないだろ!勉強不足だ!」みたいなマウントを取るような書き方ではなく、「~の部分が誤っているので、正しくは~ですよ」と優しい口調で誤りをコメント欄などでご指摘頂ければ嬉しく思います。再度こちらでも勉強し直し、また調べ直し、内容を修正致します。何卒ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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