【野辺山駅】日本一空に近い駅!鉄道最高地点や星空の魅力を徹底的に解説!

日本で一番標高が高い野辺山駅。他にも国立天文台美しい星空など、野辺山エリアの魅力をわかりやすく解説してゆきます!

  1. 野辺山駅(長野県)の魅力を楽しく解説!
    1. 日本で一番「空に近い」駅の物語(野辺山駅)
    2. ​JR線で最も高い場所にある、野辺山駅
    3. 八ヶ岳とは(野辺山駅関連)
      1. 単独の山ではなく、複数の山の集合体
      2. 美しい稜線を持つ八ヶ岳
      3. 最高峰は赤岳の2,899m 日本でおおよそ60番目ぐらいの高さ
  2. 野辺山エリアの様々な魅力
    1. 国立天文台の巨大な電波望遠鏡
      1. 国立天文台とは
      2. 電波望遠鏡とは
    2. ​「八ヶ岳高原線」という愛称の由来(野辺山関連)
      1. 小淵沢駅(こぶちざわえき)
      2. ​小諸駅(こもろえき)
    3. ​高原地帯にある野辺山エリア
      1. 夏でも北海道のような景色や涼しさ
      2. 高原野菜も盛ん
      3. JR鉄道最高地点(標高1,375メートル)
      4. 日本で初めてのハイブリッド車両
    4. ​意外な歴史!かつては「海の底」だった?(小海線)
      1. 巨大な湖を「海」と呼んで大切にしていた
  3. 野辺山エリアと綺麗な星空・宇宙観測
    1. ​国立天文台の研究と、星がきれいに見える理由
      1. ​​国立天文台は何を研究している?
    2. なぜ長野県のこの地域で、星がきれいに見えるの?
      1. 理由1:​標高がとても高いから
      2. 理由2:​空気が乾燥していて澄んでいるから
      3. 理由3:​まわりが山に囲まれているから
      4. 理由4:​電波が綺麗に届くから
      5. ​他の地域じゃダメなの?
      6. 宇宙の謎を解き明かすメリットとは?
      7. ​​スマホのカメラやWi-Fiの技術
      8. ​​医療への貢献にも、ここの技術が応用されている
      9. ​私たちのルーツを知ることができる
    3. ​野辺山エリア:カップルで行くと楽しい?
      1. ​天然のプラネタリウムを2人占めできる
      2. ​​ドライブデートにぴったり
      3. ​​巨大アンテナの圧倒的な迫力
  4. おわりに・まとめ

野辺山駅(長野県)の魅力を楽しく解説!

日本で一番「空に近い」駅の物語(野辺山駅)

「最も空に近い駅」野辺山駅(長野県南佐久郡南牧村大字野辺山)

「最も空に近い駅」野辺山駅(長野県南佐久郡南牧村大字野辺山)

標高が高い場所にある野辺山駅のべやまえきや、そこを走る小海線こうみせんには、思わず誰かに話したくなるような素敵なエピソードがたくさんありますね!

​JR線で最も高い場所にある、野辺山駅

野辺山駅のべやまえき(長野県南佐久郡みなみさくぐん南牧村みなみまきむら大字おおあざ野辺山のべやま)は、JRグループの全駅の中ではなんと最も標高が高い場所(標高1,345.67m)に位置しています。
そして駅前には「JR最高駅」と書かれた大きな石碑が立っていますね!

筆者、野辺山駅より(長野県南佐久郡南牧村大字野辺山)

筆者、野辺山駅より(長野県南佐久郡南牧村大字野辺山)

野辺山駅の場所は、長野県南佐久郡 南牧村みなみまきむらにあり、なんとJR線で最も高い標高1,345mの地点に位置するという「天空の駅」になります。

最高地点の駅・野辺山駅(長野県南佐久郡南牧村大字野辺山)

最高地点の駅・野辺山駅(長野県南佐久郡南牧村大字野辺山)

空気が澄んでいて、空が本当に近く感じられるという、なんとも特別な場所ですね!

八ヶ岳とは(野辺山駅関連)

野辺山駅の目の前には、​八ヶ岳の雄大な景色が目の前に広がります。

単独の山ではなく、複数の山の集合体

八ヶ岳やつがたけは、長野県と山梨県にまたがる山々の総称です。
つまり、単独の山のことをさすわけではなく、

  • 複数の山々の集合体・まとまりこそ、八ヶ岳である

というわけですね。

美しい稜線を持つ八ヶ岳

八ヶ岳は、美しい稜線りょうせんが特徴的な名峰です。
稜線りょうせんとは、山と山を結ぶ一番高い「尾根おね」の線のことですね!
すなわち、山の頂上から頂上へと続いている、細長い「山の背中のライン」のことをいいます。

最高峰は赤岳の2,899m 日本でおおよそ60番目ぐらいの高さ

八ヶ岳の最高峰の赤岳あかだけは、なんと標高2,899mを誇ります。

これは日本で第60位くらいの順位になります。
「くらい」というのも、​実は、日本国内の山で2,899メートルという高さの山は他にもいくつか存在します

そのため、正確な「順位」で言うと、日本の山の中でだいたい第60位前後に位置しているというわけです。
これだけ高い山なので、周辺の駅からもその雄大な姿を間近に拝めますね!

八ヶ岳は​夏でも涼しく、避暑地としても人気があります。

野辺山エリアの様々な魅力

国立天文台の巨大な電波望遠鏡

​周辺には国立天文台の巨大な電波望遠鏡があり、ここでは宇宙に近い雰囲気も味わえます。

国立天文台とは

国立天文台こくりつてんもんだいとは、日本の天文学の中核を担う研究機関です。
野辺山電波が入りにくく空気が澄んでいるため、宇宙を観測するためには最適な場所であるというわけですね。

電波望遠鏡とは

また、​電波望遠鏡でんぱぼうえんきょうとは宇宙から届く目に見えない「電波」をキャッチして宇宙を調べるための装置になります。
そして巨大なアンテナが並ぶ光景は圧巻で、まるでSF映画の世界のようですね!

​「八ヶ岳高原線」という愛称の由来(野辺山関連)

野辺山駅(長野県南佐久郡南牧村大字野辺山)

また、​小海線は山梨県の小淵沢駅から長野県の小諸駅までを結ぶ路線になります。

小淵沢駅(こぶちざわえき)

まず小淵沢駅ですが、こちらは山梨県北杜市ほくとしにある小海線こうみせんの始発駅です。

すなわち、この小淵沢駅中央本線との接続点でもあり、多くの旅人がここで高原列車へと乗り換えるという、多くの人でガヤガヤに賑わう玄関口であるというわけですね。

小淵沢駅については、こちらの記事(当サイト)でも解説していますので、ご覧ください。

​小諸駅(こもろえき)

次に小諸駅こもろえきについてです。

こちらは長野県小諸市こもろしに位置する小海線の終着駅です。
かつては信越本線の主要駅として栄え、今でも懐古園といった城下町の風情が残る歴史ある街の拠点となっています。

すなわち、標高の高い高原地帯を走り抜けるため、「八ヶ岳高原線」というロマンチックな愛称で親しまれています。

小諸駅については、こちらの記事(当サイト)でも解説していますので、ご覧ください。

​高原地帯にある野辺山エリア

高原地帯こうげんちたいとは、標高が高く、夏でも涼しい平坦な土地のことを言います。
野辺山周辺はまさにこの地形で、爽やかな風が吹き抜けるので、夏にここに来ると訪れるだけで心が洗われますね!

夏でも北海道のような景色や涼しさ

山の上なのに、まるで北海道のように広々としたレタス畑牧草地がどこまでも続いています。

​また、天然のクーラーのようなさわやかさがあり、下界が35度を超えるようなうだるような暑さの日でも、野辺山に一歩足を踏み入れると、ひんやりとした20度前後の心地よい風が吹き抜けます。

高原野菜も盛ん

​車窓からは、レタスキャベツなどの高原野菜の畑が一面に広がって見えます。

高原野菜こうげんやさいとは、涼しい気候を活かして作られる、レタスキャベツなどの野菜です。
ちなみに高原野菜がこの地域で盛んなのは、やはり暑さが苦手な(けど美味しい)野菜たちばかりで、涼しい場所じゃないと育たないからですね。
したがって、甘みが強くてシャキシャキしており、小海線の車窓からも広大な畑が見渡せますよ。

JR鉄道最高地点(標高1,375メートル)

清里駅きよさとえき(山梨県北杜市ほくとし)から野辺山駅の間には、JR鉄道最高地点(標高1,375メートル)という場所もあります。

日本で初めてのハイブリッド車両

​実は、この路線は日本で初めて「ハイブリッド車両」が導入された、環境に優しい路線でもあるわけです。
ちなみに​ハイブリッド車両とは、エンジン電気(蓄電池)両方の力を使って動く、効率の良い乗り物のことをいいます。

​意外な歴史!かつては「海の底」だった?(小海線)

ちなみに​小海線という名前、山のなかを走るの、になぜ「」という漢字が入っているのか不思議に思いませんか?
実は、これには驚きの歴史的な理由があるわけです。

巨大な湖を「海」と呼んで大切にしていた

大昔、大地震によって山が崩れ、川がせき止められてしまいました。
​その結果、大きな湖がいくつもできてしまったというわけです。

すなわち、​当時の人々はその時にできた巨大な湖のことを、「」と呼んで大切にしていたのでした。
​つまり、かつてこの地にあった美しい湖の記憶が、今も「小海」という名前に残っているというわけですね。

野辺山エリアと綺麗な星空・宇宙観測

​国立天文台の研究と、星がきれいに見える理由

​​国立天文台こくりつてんもんだいが何をしているのか、そしてなぜ長野県の野辺山のべやま高原などで星がそんなにきれいに見えるのか、とても気になりますよね!

実は、この地域には天体観測にとって「最高の条件」が奇跡のように揃っているんですよ。

​まずは​国立天文台が研究していることと、野辺山が選ばれた秘密について詳しくお話ししますね!

​​国立天文台は何を研究している?

​​国立天文台は、宇宙のあらゆる謎を解き明かすための日本の中心的な研究機関です。

  • ​​星や銀河の誕生を調べています。
  • ​​ブラックホールの仕組みを研究しています。
  • ​​地球のような惑星が他にもないかを探しています。

​特に野辺山にある施設においては、我々の目に見える星の光ではなく、あくまで「電波」を使って宇宙を観測しています。

すなわち、大きなパラボラアンテナを使って、人間の目には見えない宇宙のガスやちりが集まっている暗い場所を観測してゆき、新しい星が生まれる瞬間などを研究しているというわけですね!

なぜ長野県のこの地域で、星がきれいに見えるの?

​野辺山高原は、天文学者たちが選ぶ「日本三選星名所にほんさんせんほしめいしょ」の一つに選ばれるほど、星空が美しいことで有名です。
その理由は、次の4つの素晴らしい環境が揃っているからなんですよ!

理由1:​標高がとても高いから

まず、野辺山は標高が約1,300メートル以上もあります。
空気が薄いため、星の光を遮るものが少なくなる、というメリットがあります。

理由2:​空気が乾燥していて澄んでいるから

また長野県のこの高原地帯では、星の観測の邪魔になる水蒸気やゴミ、チリが少ないため、光がまっすぐ届いて星がくっきりと見えるというメリットがあります。

理由3:​まわりが山に囲まれているから

周りにある大きな山がまるで壁のようになってくれるおかげで、都会の明るい街灯りが入ってきにくいという、星の観測にとっては非常に優れた条件・コンディションが揃っているわけですね。

理由4:​電波が綺麗に届くから

また 野辺山の高原地帯付近は、山に囲まれていることで、街からの余計な電波も遮断しゃだんされます。
これが、国立天文台がここに基地を作った最大の理由でもあるというわけですね!

光害ひかりがい:街灯や看板の明るい照明が夜空を照らしてしまい、星が見えにくくなってしまう環境問題のことです。

​他の地域じゃダメなの?

​では「他の地域では綺麗に見えないの?」というと、決してそんなことはありません!
例えば、沖縄県の石垣島や、岡山県の美星町びせいちょうなども、星がきれいに見える場所として同じように有名です。

しかし、多くの「普通の地域」では、以下のような理由で野辺山ほどきれいに見ることが難しくなってしまいます

  • ​都会や街の近く街灯や建物の明かりが強すぎて、暗い星がかき消されてしまいます
  • 標高が低い場所: 地上近くの湿気やチリ、排気ガスなどがフィルターのようになってしまい、星の光がぼやけてしまいます

​したがって、日本全国どこでも同じように見えるわけではなく、野辺山のように「高くて、乾いていて、暗くて、静か」という条件が完璧に揃った場所だからこそ、あそこまで吸い込まれそうな満天の星空が出会えるというわけですね!

​夜空を見上げているだけで、自分が広い宇宙のなかにぽつんといるような、不思議でロマンチックな気持ちになれますよね!
もし一度この星空を見たら、きっと忘れられない思い出になりますよ。

宇宙の謎を解き明かすメリットとは?

このように、​宇宙の謎を解き明かすなんて、一見すると私たちの日常には関係がなさそうに思えますよね!
しかし、実は私たちが毎日使っている便利な道具の中には、宇宙研究から生まれたものがたくさんあるんですよ。

天文学の研究は、めぐりめぐって私たちの生活をとても豊かにしてくれています。

​​スマホのカメラやWi-Fiの技術

ここで研究した結果、宇宙のかすかな光や電波をキャッチするために開発された技術が、今のスマホのカメラ(CMOSセンサー)や、ワイヤレス通信の技術にそのまま応用されています。

​​医療への貢献にも、ここの技術が応用されている

また、ここで研究や星の観測などをした結果、遠くの星をくっきり見るための画像処理技術は、病院の​MRIや​CTスキャンといった、人間の体の中をきれいに撮影する技術に役立っています。

MRI:強い磁石と電波を使って、体の内部の断面をきれいに撮影する医療用の検査装置のことです。

​私たちのルーツを知ることができる

地球の生命はどこから来たのか」という、人間にとって究極の疑問の答えを探すことにもつながっています。

​野辺山エリア:カップルで行くと楽しい?

​結論から言いますと、カップルで行けば絶対にものすごく楽しいですし、ロマンチックな雰囲気に浸ることができますよ!

​天然のプラネタリウムを2人占めできる

夜になると、視界いっぱいに本物の天の川流れ星が広がります。
静かな暗闇の中で2人で寄り添いながら星を見上げる時間は、それだけで特別な宝物になりますね!

​​ドライブデートにぴったり

お昼は八ヶ岳のきれいな景色を見ながらドライブをして、おしゃれなカフェで美味しい高原野菜ソフトクリームを食べる、という完璧なデートコースが作れます。

​​巨大アンテナの圧倒的な迫力

お昼の​国立天文台の敷地は見学ができるようになっていて、巨大なパラボラアンテナが並ぶ姿は、まるでSF映画の世界に入り込んだようでワクワクしますよ!

​したがって、宇宙の研究は私たちの未来の生活を支えてくれる素晴らしいものですし、その研究の舞台である野辺山は、大好きな人と一緒に感動を分かち合うにはこれ以上ない最高の場所ですね!

ぜひ大切な人を誘って、満天の星空の下素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

おわりに・まとめ

​いかがでしたか?
野辺山駅小海線は、ただの移動手段ではなく、歴史や宇宙、そして大自然を感じられる素晴らしい場所ですね。

標高が高く、空気が澄んでいるからこそ見られる満天の星空や、JR最高地点というロマンあふれるスポットは、一度は訪れる価値がありますね!

壮大な八ヶ岳の景色や、巨大なアンテナが並ぶ風景は、日常を忘れさせてくれる圧倒的な迫力があります。
ぜひ今度の休みは、星空鉄道の旅を楽しみに野辺山へ出かけてみてくださいね。
きっと、一生忘れられない素敵な思い出になりますよ!

コメント