日本で2番目に古い歴史を持つ「みとしー(伊豆・三津シーパラダイス)」を徹底解説します。
日本初のイルカ飼育の歴史や、イルカの知られざる生態の秘密、そしてアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地としての魅力まで満載です!

イルカのイメージ(画像はAIによるイメージです)

沼津・内浦(静岡県沼津市)の観光(画像はあくまでAIによるイメージです。実際の景色・人物等ではありませんので、ご了承ください。)
みとしー(伊豆・三津シーパラダイス)
今回は静岡県沼津市の内浦にある、アニメの聖地にもなった伊豆三津シーパラダイスについて語っていきましょう!
この水族館(アクアリウム)は、なんと日本で初めてイルカを飼育したという歴史ある水族館なわけです。

イルカのイメージ(画像はAIによるイメージです)
「みとしー」の愛称で親しまれるこの水族館は、実は日本で非常に歴史ある場所です。
アクアリウム:水生生物(魚や海獣、水草など)を飼育・鑑賞するための水槽設備や、水族館そのものを指す言葉です。
伊豆三津シーパラダイス所在地について
沼津駅からバスで35分 アニメの聖地・内浦
今やたくさんのイルカやペンギン、セイウチたちがいる伊豆・三津シーパラダイスは、冒頭でも紹介した通り静岡県沼津市にあります。
すなわち、静岡県沼津市の南東部、内浦三津に位置しています。
沼津駅からはバスで約35分、約15kmほどの位置にあります。

水族館のイルカ(画像はあくまでAIによるイメージです。実際の景色および設備・人物等ではありませんので、ご了承ください。)
アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地として有名な沼津市内浦
沼津市を舞台としたアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台として、この内浦地域は全国的に有名な場所です。
アニメでも描かれている通り、青い海と静かで穏やかな波が印象的な地域です。
駿河湾に面した、とても景色の良い場所に位置しているわけですね!

駿河湾(画像はあくまでAIによるイメージです。)
日本で2番目の歴史を持つ水族館
実はこの水族館、現在日本に存在する水族館の中で日本で2番目に長い歴史を持つ、由緒ある施設です。
- 創業:1930年(昭和5年)
- 当時の名称:中之島水族館
その後、1977年(昭和52年)に現在の伊豆・三津シーパラダイスとして新しくリニューアルオープンしました。
つまり、水族館としての始まりからは95年以上も愛され続けていることになります!
伊豆三津(みと)シーパラダイスとイルカの秘密
日本初のイルカ飼育
みとしーは、1930年に「中之島水族館」としてオープンしました。
そのとき、なんと日本で初めてバンドウイルカを飼育したという、いわば「イルカ飼育・展示のパイオニア」というわけです!
それまではイルカの生態すら分からず、飼育することはできなかった

なぜかつては、水族館でイルカを飼うことができなかったのか?(画像はあくまでAIによるイメージです。)
なぜ日本ではそれまで水族館でイルカを飼育することができなかったのでしょうか。
それは、従来はイルカの研究もあまり進んでおらず、イルカの生態、例えば
- イルカは何を好むのか
- どんなエサを食べるのか
- どんな環境であれば健康に生きていけるのか
などについての詳しい知識が分かっていなかったため、水族館で飼育しようとしても長期飼育ができなかったというわけですね。
なぜ「中之島水族館」から名前を変えたの?
先述の通り、1977年に大規模なリニューアルが行われたときに、心機一転して現在の伊豆・三津シーパラダイスという名前に改称されました。
また、アニメの舞台として人気な内浦という地域にはいくつかの地区があり、そのうち特に舞台として頻繁に登場した三津という地域に存在することから、施設名に三津という地名が入っているわけです。
場所「三津(みと)」の名前も重視した
それまでは「中之島水族館」という名前で親しまれていましたが、西武グループの傘下に入り、より現代的でレジャー施設としての魅力を高めるために、名称が変更されました。
また、場所の分かりやすさも関係しています。
「伊豆」という全国的な観光地名と、所在地である「三津」を組み合わせることで、どこにある施設なのかを全国のお客さんにアピールする狙いがありました。
海のパラダイスという意味合いもある
このように、みとしーでは単なる「水族館」にとどまらず、海(Sea)の楽園(Paradise)という、より楽しくてワクワクするイメージを込めたというわけですね!
このように、たとえ「中之島水族館」から名前が変わっても、日本で初めてイルカの飼育に成功したという伝統はしっかりと受け継がれていて、なんだか感慨深いですよね。
みとしーのアイドル・バンドウイルカとは?
バンドウイルカは、水族館のショーなどで最もよく見かける、私たちにとって一番身近なイルカです!

イルカたち(画像はAIによるイメージです。)
バンドウイルカ(半道海豚)とは、クジラ目マイルカ科に属する哺乳類で、高い知能を持ち、群れで生活する海の動物です。
このイルカの見た目の特徴は、体長は2.5m〜4mほどで、背中は灰色、お腹は白っぽい色をしています。
口元が笑っているように見えるのが、とってもキュートですよね!

イルカたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
そもそもイルカという生き物は、生物学的にはクジラと同じ仲間であり、基本的には体長が4m以下の小型の種類を指して呼びます。
ちなみに大型のクジラ(シロナガスクジラなど)は、全長20m以上にも達します。
イルカとクジラの境界線は「4m」が基準
イルカは、生物学的にはどちらも同じ「クジラ目」というグループに属しています。
一般的には体長約4mを基準にして呼び分けられています。
- 4mより大きいものを、クジラと呼びます。
- 4mより小さいものを、イルカと呼びます。

イルカたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
好奇心旺盛で頭もいいイルカ
また、イルカの性格と知能は、非常に頭が良く、好奇心旺盛です。
仲間同士で複雑なコミュニケーションを取ったり、人間との信頼関係を築いたりするのが得意です。
また、イルカの主な生息地は、世界中の温かい海に広く分布しており、日本の沿岸でもその姿を見ることができます。

イルカたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
天然の入り江を利用
また、みとしーでは海の一部を仕切って作られた、いわゆる生け簀という空間においてイルカを飼育しています。
つまり、
- 天然の海を区切って、
- 海水の水質や潮の流れなど、イルカたちが本来暮らせるようなベストな自然の環境を、
- ありのままの自然に近い形で再現している
というわけです。
これならイルカたちにとっても、ストレスが少なく安心ですね。

イルカたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
このようにして、水族館ではイルカ本来の生息環境がそのまま忠実に活かされています。
そのため、より自然に近い生き生きとした姿を見ることができます。
アニメのダンス舞台
また、みとしー(伊豆・三津シーパラダイス)は、Aqours(アクア)の楽曲「恋になりたいAQUARIUM」のPVの舞台としても非常に有名ですね。
「みとしー」以前にイルカの水族館がなかった理由
ではなぜ、日本で「みとしー」以前にイルカの水族館がなかったのでしょうか。
それは、先ほども少し述べた通り、当時はイルカを飼育し展示するということは、当時の技術では不可能に近い、極めて困難な挑戦だったからです。
未知だらけだったイルカの生態と食性
まずは、それまではイルカの生態がそもそも謎だらけだったという点です。
当時はイルカが何を食べて、どのように眠るのかすら詳しく分かっていませんでした。
好物や適切なエサが分かっていない状況では、健康を維持して飼育することすら難しかったわけですね。
生体輸送や水質ろ過の技術的限界
その他にも、体がとても重くて大きなイルカを、傷つけずに生きたまま輸送する技術が、当時はまだ確立されていませんでした。
さらには、水槽の水を綺麗に保つための濾過技術も未発達だったため、大型の海洋生物を陸上で飼育するのは、極めて困難だったというわけです。
みとしーのイルカが泳ぐ水は「本物の海水」?
先述の通り、みとしーにおけるイルカの住処は、海水を仕切った生け簀の中に設けられています。
すなわち、みとしーのイルカが泳ぐ水は「本物の海水」であり、「天然の海」そのものというわけですよ。
まずは、入り江をそのまま活用しているという点です。
みとしーでは先述の通り、内浦の穏やかな地形を活かして、海の一部を網や柵で仕切った「生け簀」の構造になっています。
常に自然に循環してくれる海水
また、みとしーでは
- 潮の満ち引き
- 自然な海流
によって、常に新鮮な海水が自然に入れ替わってくれます。
そのため、イルカたちは本物の海のリズム・水温・そして野生の魚たちと同じ環境で過ごすことができているというわけです。
このようにして、みとしーのイルカたちは、世界でも珍しい「海に一番近い暮らし」をしているのですね!
イルカの会話能力:言葉を持っている?

イルカたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
イルカは非常に知能が高く、高度なコミュニケーション能力を持っています。
音で会話する
イルカは人間には聞こえない高い音(超音波)を使い、仲間同士で情報をやり取りしています。
超音波:人間の耳には聞こえない、非常に周波数の高い音のことです。
「名前」がある?
また、研究によると、イルカは一頭一頭が自分専用の
- 「シグネチャー・ホイッスル(特徴的な口笛音)」
を持っていることが分かっています。
これにより、イルカたちはお互いを名前で呼び合っていると考えられているのです!

イルカたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
エコーロケーション
また、イルカは音を出し、その跳ね返り(エコー・反響)を聞くことで、たとえ視界の効かない暗い海の中であっても、対象となる物の形や距離を正確に把握することができます。
エコーロケーション:音を発信し、その反響音によって周囲の障害物や獲物の位置・形を知る能力のことです。
すなわち、イルカたちは私たちが想像する以上に、おしゃべりで賢い生き物だというわけですね!
イルカは愛嬌が良く、人間好き?
水族館でイルカが近寄ってきてくれると、とても嬉しいですよね。
好奇心が旺盛な性格
イルカは、もともと動くものや新しい刺激に対して強い興味や好奇心を持つ性格です。
イルカたちは人間のことを
として観察している節があります。
つまり、みとしーのような水族館において人間が近づくと、イルカは嬉しそうに泳いで近寄ってきてくれます。
また、ダイバーが海に潜ると、ダイバーの周りにイルカが寄ってくることも珍しくありません。
イルカの高い共感能力

イルカたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
またイルカたちは、人間の感情や動きを敏感に察知する力が高く、アニマルセラピー(癒やし)の現場でも広く活躍しています。
あのいつもニコニコしているように見える表情(ベビースキーマ)も、人間に安心感や愛着を抱かせる大きな魅力ですね!
イルカのスピード・好きなもの・天敵

イルカたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
ここからは、海のスピードスターであるイルカの生態を詳しく見てみましょう。
泳ぐスピード
イルカの泳ぐスピードは、種類にもよりますが時速30〜40キロメートル、全力で泳ぐときには時速50キロメートル以上に達することもあります。
イルカの好きな食べ物
イルカの好物は、アジ、イワシ、イカなどの新鮮な魚介類です。
また、仲間と一緒に波に乗ってジャンプして遊ぶことも大好きです。
天敵(てんてき)
自然界の海の中では、大型のサメやシャチが天敵となります。
そのため、仲間と群れを作ってお互いを守り合いながら生活しています。
イルカが人間に寄るときも超音波を使う?
イルカは人間に近づくときにも、超音波を活用しています!
イルカにとって超音波(エコーロケーション)は、人間でいう「目」や「触診」のような役割を果たします。
相手をスキャンしている
イルカは超音波を当てることで、相手の骨格の形や心拍数、さらには妊娠しているかや健康状態まで把握できると言われています。
挨拶と安全確認
イルカが人間に近寄ってくるときは、人間には聞こえない音を当てて「この人はどんな人かな?」「危険はないかな?」と詳しくチェックしています。
すなわち、あの可愛らしいイルカたちの仕草の裏では、非常に高度な情報処理が行われているというわけですね!
「うちっちー」がセイウチである理由
みとしー(伊豆・三津シーパラダイス)の公式マスコット「うちっちー」。
なぜイルカではなくセイウチなのか、そこには深い地元愛と水族館の歴史が隠されています。
「うちっち」「内浦」の二重の意味
沼津などの方言で「自分たちの家・場所・仲間」のことを「うちっち」と呼びます。
「うちっちー」の名前には、この方言と舞台である「内浦」の響きを掛け合わせたダブルミーニングが込められています。
すなわち、「内浦に住む、私たちの仲間(うちっち)」という、温かい地元愛がたっぷり詰まった名前なのです。
セイウチ飼育のパイオニア
みとしーは、かつて日本で初めてセイウチの飼育に成功し、長年「セイウチのいる水族館」としても広く親しまれてきました。
その輝かしい飼育実績と愛着を込めて、セイウチがマスコットのモチーフに選ばれたのです!
アニメでも大人気
『ラブライブ!サンシャイン!!』の作中では、渡辺曜ちゃんが着ぐるみを着て元気に登場するシーンがあり、ファンの間でも絶大な人気を誇っています。
したがって、うちっちーは「私たちの街(うちっち)の水族館」を象徴する、大切な看板キャラクターなのですね!
みとしーのペンギンは暑くない?

ペンギンたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
「ペンギン=極寒の氷の上」というイメージを持たれがちですが、実はペンギンの種類によって生息環境は大きく異なります。
温帯に暮らすペンギン
みとしーで暮らしている「フンボルトペンギン」や「ケープペンギン」は、もともと南米や南アフリカの比較的暖かい地域(温帯)の沿岸に生息する種類です。
日本の気候にも適応
したがって、みとしーにいるペンギンたちは、日本の夏でも外で元気に過ごすことができます。
もちろん、水族館では日陰を作ったり、冷たいシャワーやプールを用意したりして、快適に過ごせるよう細心のケアを行っています。

ペンギンたち(画像はあくまでAIによるイメージです。)
おわりに・まとめ
みとしー(伊豆・三津シーパラダイス)は、歴史と魅力がたくさん詰まった素晴らしい水族館です。
日本で初めてイルカの飼育に成功した歴史ある場所であり、天然の入り江を生かした展示は、生命の息吹を間近に感じることができます。
イルカたちは音で会話を交わし、エコーロケーションで周囲の状況を把握するなど、その高い知能と愛らしさで訪れる人々を魅了し続けています。
温帯育ちの元気なペンギンたちや、名物マスコットのうちっちー、そしてアニメの聖地としても見どころが満載です。
ぜひ次の休日にはみとしーへ足を運んで、海の仲間たちとの素晴らしい出会いを楽しんでみてくださいね!
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