北海道新幹線での架空旅行を徹底シミュレーション!新函館北斗から札幌までの未来の車窓や旅の魅力を、わかりやすく解説してゆきます!

将来の北海道新幹線の車窓にも堂々と現れるであろう、蝦夷富士・羊蹄山(画像はあくまでAIによるイメージです。実物・実際の景色ではありませんので、ご了承ください。)
夢の全線開業を先取り!北海道新幹線での架空旅行へ
険しい山々を抜けて未来のレールを進む、北海道新幹線での架空旅行がスタート
2038年に開通すると言われている北海道新幹線。
しかしながら、現在では様々な理由により開通が非常に難しいという風に言われています。
特に長万部から小樽までの区間においては山岳区間が非常に多く、険しい山の中をずっと延々と工事するわけですから、それはなかなか難しいですよね。
他にも、新幹線ができると地元の地域の足である在来線が廃止されてしまうというリスクも含んでいるため、なかなか(新幹線の開通を望まない・新幹線の直接のメリットを享受できない層の)住民の皆さんも、一定数はいるということも考慮されなければなりません。
そんな実現に向かってはかなりハードルの高い北海道新幹線ではありますが、仮に北海道新幹線が開通したならばどんな旅になるのかについて、今回はシミュレーションしてみましょう。
今回はそういうことで、北海道新幹線開通のための北海道新幹線での架空旅行ということになります。
前提知識:北海道新幹線の現段階での予定ルート
現在計画されている北海道新幹線(新函館北斗〜札幌間)の予定駅は、以下の通りです。
- 新函館北斗駅(北海道北斗市)※既に開業中
- 新八雲駅(仮称・北海道二海郡八雲町)
- 長万部駅(北海道山越郡長万部町)
- 倶知安駅(北海道虻田郡倶知安町)
- 新小樽駅(仮称・北海道小樽市)
- 札幌駅(北海道札幌市北区)
北海道新幹線での架空旅行:まずは函館→長万部の区間解説
函館から始まる、北海道新幹線での架空旅行の出発点
スタートはまず函館からです。
本州から津軽海峡を渡って函館にやってきます。
かつての青函連絡船から新幹線へと受け継がれる「北の玄関口」
函館は明治時代、本州・青森と北海道が連絡船で繋がった時に、真っ先に北海道の玄関口となったまさに「開港5港」の港町ですね!
そしてその函館の新幹線の玄関口といえば、やはり新函館北斗駅(北海道北斗市)になりますよね。
この新函館北斗駅をいざ北上し、北海道新幹線の旅に出発でございます。
実際に開通した時の、北海道新幹線の「愛称」や「行き先」はどうなる?
札幌まで開通したとき、どんな新幹線が走るのか想像するだけで胸が弾みますね!
現在東京と結んでいる「はやぶさ」がそのまま札幌まで直通運転する可能性が高く、東京発・札幌行きという夢のロングラン列車が誕生しそうです。
また、北海道内を往復するシャトル列車として、新しい愛称が公募されるかもしれません。
例えば、北陸新幹線の「つるぎ」などがそのシャトル列車のいい例ですね。
「はやぶさ」の緑の車体が、いずれ北の大地を駆け抜ける姿を思い浮かべるだけでワクワクしてきますね!
ちなみに、「はやぶさ」などの新幹線の愛称はどうやって決まっているのか?については、以下の各記事でも解説していますので、ご覧ください。


急勾配を克服するための、(新函館北斗駅から先の)山岳トンネルの難所
新函館北斗駅から先の区間についてですが、現在でもすでに現地で工事を行っているというのが分かると思いますが、新函館北斗駅を出ると、すぐに山岳地帯のトンネルになります。
明治時代の鉄道唱歌 北海道編でも、
とうたわれている区間であり、在来線であってもキハ40系などは上り坂がなかなか苦しかったような、また藤城支線という別の(東側を)(勾配を緩和する目的で)大きなカーブを迂回する区間が戦時中にできたような、まさに勾配のきつい区間です。
北海道新幹線の開通は、まさにこの(新函館北斗〜森〜八雲までの)厳しい山岳区間が、開通のボトルネックになりそうですね。
しかも新幹線の場合は、大沼や森よりもさらに先の新八雲方面へと向かってトンネルが続くことになるわけなので、それはもう長いトンネルになることは予想できますよね。
車窓に広がる大沼と渡島富士への思い
そして、この(新函館北斗〜森〜八雲までの)トンネルをくぐりながらこう思います。
「今頃はトンネルの向こう側には、渡島富士(北海道駒ヶ岳)や大沼の雄大な景色が広がっているのかな」
なんて思ったりするわけです。
多分、新幹線ができると、在来線の時のように渡島富士を右側に眺めながら進むそういった機会は大きく減ってしまうかもしれませんね。

北海道新幹線での架空旅行で通り抜ける七飯町周辺の山並みイメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)
新八雲に到着:大平原の牧場を駆け抜ける、北海道新幹線での架空旅行
長いトンネルをくぐると、そこは八雲の大平原です。
やがて新幹線は、新八雲駅に到着します。
かつては新函館北斗駅を出ると、先述の険しい山岳地帯を越え、大沼公園・赤井川・森と様々な起伏に富んだ場所をゆっくりと進んできたわけなので、あっという間に八雲に着くのは驚かされるばかりですね。
牧草地の中に誕生する新八雲駅の風景
新八雲駅は、牧場の中に広がる駅です。
この新八雲駅で下車して、牧場の中で一息つきます。
新八雲から長万部へ!:北海道新幹線での架空旅行
時速260kmで駆け抜ける、内浦湾沿線
牧場を楽しんだ後は、再び新八雲駅から新幹線に乗ります。
今度は長万部方面へ向かいます。

明治時代の噴火湾と鉄道開拓の歴史イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)
噴火湾をはるか東に仰いだ後、長万部駅に到着です。
かつては右側に広大な噴火湾を仰ぎ見ながら、国縫を過ぎてはるばると長万部を目指していたわけなので、新幹線だとわずか約7分程度で到着するのには本当に驚きですね!
名物グルメと、巨大駅舎に生まれ変わる長万部駅
昔は交通の要所として栄えた長万部駅でしたが、今では新幹線ができたことによってピカピカなとても巨大で立派な駅になっています(という未来の設定・想像です)。
長万部の噴火湾での眺めを眺めつつ、長万部駅の名物をほおばります。

旅の途中に長万部で味わう絶品海産料理のAI架空自撮りイメージ図。
長万部から倶知安、小樽を経て終着・札幌駅へ
蝦夷富士を望む、ニセコへのアクセス拠点・倶知安へ
お腹を満たした後は、再び新幹線に乗り込みます。
長万部駅を出発すると、列車はさらに北へと進路を取り、山深いトンネル区間を猛スピードで駆け抜けていきます。

北海道新幹線での架空旅行で渡る長万部川周辺の清らかな風景イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)
並行在来線のバス転換と車窓の移り変わり
ちなみに、この長万部駅〜倶知安駅〜小樽駅区間、すなわち「山線」と呼ばれている区間は、北海道新幹線の札幌開業に伴い、並行在来線としてバス転換(廃止)される方針で協議が進められています。
これによって路線バスなどに置き換わるわけですが、地元の沿線の住民の皆さんにとっては通学や通勤の面でかなり不便になるという懸念もあります。
鉄道はバスなどと比べて雪にも強く、そもそも渋滞もなく、きっちりと時間通りに来るという定時性に優れているため、地元の地域住民の方としては心配な面も大きいことでしょう。

冬の尻別川のような、北海道の冬の河川の雪景色(画像はあくまでAIによるイメージです。)
また在来線では、真冬の尻別川の雪景色が美しい区間でもあります。
新幹線が開通するとほぼトンネルだらけになるので、真冬の美しい尻別川の雪景色を仰ぐこともほぼなくなることでしょう。
蝦夷富士・羊蹄山を望む国際リゾート倶知安駅
トンネルを抜けると視界が一気に開け、ニセコへのスキーをはじめとするリゾート地としても世界的に有名な倶知安駅に到着です。

北海道新幹線での架空旅行の車窓を彩る倶知安の羊蹄山イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)
車窓からは、別名「蝦夷富士」とも呼ばれる美しい羊蹄山の雄大な姿がくっきりと見えます。
元々この倶知安駅は、ニセコのスキー場へのアクセスとして海外からも多くの観光客が押し寄せる場所なので、新幹線ができたことでさらにニセコへのアクセスが良くなることでしょうね。
冬には真っ白なパウダースノーに包まれるこのエリアも、新幹線ならあっという間にアクセスできるのが本当に魅力的ですね!
豪雪地帯を貫く長大山岳トンネルの迫力
倶知安駅を出発した新幹線は、再び長大な山岳トンネルへと入っていきます。
在来線で例えると倶知安〜然別〜余市〜小樽の方面へと続くという、この豪雪地帯の険しい峠を地下深くのトンネルで一気に貫いて進むという感覚は、まさに現代の土木技術の結晶ですね。
豪雪の後志地方と新幹線の雪対策
ちなみに歴史の話になりますが、かつて明治時代、この後志地方の山々に囲まれた険しいエリアは、ひとたび雪が積もると線路がみんな雪に埋もれてしまい、除雪作業に本当に苦労していたのでした。

かつての明治時代のこの地域の除雪作業のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
それが新幹線ができると、路線の大部分がトンネル内を通るため、地上区間に比べて雪の影響を受けにくくなり、除雪の負担が大幅に軽減されることになります。
文明の進化ってすごいですよね!
さらに補足説明:新幹線で大部分がトンネルになると、除雪負担が減る話
ちなみに、新函館北斗〜札幌間のルートは、約8割(約170km中約140km以上)が山岳トンネルや高架シェルターで構成されることになります。

トンネルであれば、そもそも雪から線路を守られる(画像はあくまでAIによるイメージです。)
従来の函館本線(山線)では、歴史的にも線路に降り積もる豪雪・吹きだまりとの戦い(ラッセル車や除雪作業員による過酷な除雪作業)というものが日常茶飯事でした。
しかし、一方の新幹線ではトンネルによってそもそもの外気・降雪を遮断することができ、そのうえで(線路の)地上に露出した部分もスノーシェルターや最新の融雪・排雪構造が採用されることになります。

除雪作業を行うラッセル車の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)
そのため、新幹線がもしできたら「除雪作業の負担が圧倒的に減り、冬期の安定運行が飛躍的に向上する」という鉄道土木上のメリットも期待できる、というわけですね。
歴史ある港町・小樽に近づく 北海道新幹線での架空旅行も終盤へ
長いトンネルを抜けると、日本海側の港町である新小樽駅(仮称)へと到着します。
山あいに誕生する、新小樽駅の立地とその背景
新小樽駅は、現在の小樽駅から約4km南側の天神地区(天神地区)に建設されるため、小樽の市街地へはバスなどの公共交通機関で移動する形になります。
小樽市街地は、もともと海と山に挟まれた急傾斜地であり平地が少なく、しかも在来線の小樽駅周辺は密集した市街地と歴史的な街並みが広がっているため、高架やトンネルを直接通すことが難しく、山あいに新駅を設けるルートが選ばれたというわけですね。
運河と硝子とグルメが彩る小樽の街並み
小樽といえば、やはり歴史ある運河やガラス工芸、そして美味しいお寿司が有名ですよね。

「北海道初の鉄道・手宮線跡」での自撮りスナップ写真(北海道小樽市)

同じく、「手宮線跡」での自撮りスナップ写真(北海道小樽市)

同じく、「手宮線跡」での自撮りスナップ写真(北海道小樽市)

かつての大正・昭和時代の小樽の港町イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

北海道新幹線での架空旅行で堪能したい小樽の新鮮な海鮮丼イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

北海道新幹線での架空旅行で味わう彩り豊かな小樽の海の幸イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

小樽名物のニシン寿司イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)
小樽の画像多すぎ(笑)。
でもそれだけ小樽は魅力的な場所です!もちろん函館もすごく好きな場所ですけどね!
手宮線をはじめとする明治時代の北海道の鉄道建設を主導したリーダーであり、また北海道開拓の父とも呼ばれている黒田清隆については、以下の記事でも解説していますので、ご覧ください。

石狩平野の大都会へ突入する、北海道新幹線での架空旅行のクライマックス
いよいよラストスパートです。
新小樽駅を出ると、最後のトンネルを抜けて石狩平野の広大な街並みへと飛び出します。
ちなみに、小樽運河などの市街地中心部を観光した後は、わざわざ山あいの新小樽駅へバスで戻るよりも、在来線の小樽駅から快速エアポート等でそのまま札幌へ向かった方がスムーズな場合もありそうですね。(^_^;
やがて車窓には次第に高いビルやマンションが増えていき、札幌の大都会の景色へと移り変わっていきます。
ついに終着駅・札幌へ到達 北海道新幹線での架空旅行の終わり
そしてついに、終着駅である札幌駅のホームに滑り込みます!
本州から青函トンネルを抜け、道南、後志の山々を越えて北の大動脈が一本につながった瞬間です。
新幹線を降りたら、時計台やすすきの、美味しい味噌ラーメンなど、楽しい札幌の街へと繰り出しましょう!

明治時代の札幌時計台イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

北海道新幹線での架空旅行の終着地となる近代的な札幌の街並みイメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

北海道の旅のご褒美にぴったりな札幌味噌ラーメンイメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

札幌の夜景イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

北海道新幹線での架空旅行のクライマックスに広がる札幌の煌めく大夜景イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)
おわりに・まとめ
北海道新幹線での架空旅行は、長大なトンネルを抜けるたびに広がる牧場や大平原、雄大な渡島富士・蝦夷富士、そして歴史薫る小樽から大都会の札幌まで、北海道の多彩な魅力を一気に駆け抜ける贅沢なシミュレーションとなりました。
いつか難工事や並行在来線の課題を乗り越え、いつの日かこの夢のルートが現実のものとなり、誰もが気軽に北海道の大自然を旅できる日が来ることを心から楽しみに待ちたいですね!
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