鉄道唱歌 沖縄編!架空の沖縄本線で那覇から辺戸岬まで巡り、琉球の歴史や首里城、やんばるの大自然を、わかりやすく解説してゆきます!

沖縄の海のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
【鉄道唱歌 沖縄編】架空の「沖縄本線」で巡る、琉球の歴史と美ら(ちゅら)島の大紀行!

沖縄の海のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
今回もAIオリジナル作詞による鉄道唱歌をお届けします。
今回はなんと、架空の鉄道路線を旅する「沖縄編」です。
今回の「鉄道唱歌 沖縄編」は、沖縄の豊かな地理や歴史を楽しく学ぶのに最適な題材として作詞しました。
南国の風と鉄路の響きを、どうぞお楽しみください!
そもそも:沖縄の鉄道の歴史 なぜ沖縄には鉄道が無いのか?

沖縄の海のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
ここで、沖縄の鉄道の歴史について簡単に振り返っておきましょう。
まず戦前の沖縄には、かつて「ケービン」の愛称で親しまれた沖縄県営鉄道などの鉄道路線が走っていました。
しかし、太平洋戦争末期の沖縄戦の激化により、当時存在していた線路や車両などは、残念ながらことごとく破壊されてしまいました。
そして、戦後は米軍統治下において自動車主体の道路整備が進んだため、既に沖縄では鉄道が無くても自動車の道路で充分となり、現在においても一般の旅客鉄道は敷設されていません。
すなわち、戦後に鉄道網の復旧が急速に進んだ本州とは全く異なる歴史を歩んだ結果、沖縄には現在でも鉄道が(那覇市内のモノレールなどを除いて)存在していないというわけですね。
架空路線「沖縄本線」の概要と、路線図(全駅一覧)
沖縄本島を縦断する、夢の鉄路
もしも沖縄本島を縦断する鉄道路線が存在していたら?という夢を形にしたのが、まさにこの「沖縄本線」です。
今回の「鉄道唱歌 沖縄編」は、この沖縄本線という架空の路線を題材として扱います。
那覇を中心に、南北を結ぶネットワーク
少し具体的に話すと、那覇を中核ターミナル駅とし、南部の糸満から北端の辺戸岬までをそれぞれ結びます。
途中の主要拠点からは「うるま線」「今帰仁支線」が分岐します。
本線(南端〜那覇〜北端)
- 糸満駅(沖縄県糸満市)
- 豊見城駅(沖縄県豊見城市)
- 那覇駅(沖縄県那覇市)
- 浦添駅(沖縄県浦添市)
- 宜野湾駅(沖縄県宜野湾市)
- 北中城駅(沖縄県中頭郡北中城村)
- 沖縄駅(コザ)(沖縄県沖縄市)
- 嘉手納駅(沖縄県中頭郡嘉手納町)
- 読谷駅(沖縄県中頭郡読谷村)
- 中泊駅(沖縄県国頭郡恩納村)
- 恩納駅(沖縄県国頭郡恩納村)
- 金武駅(沖縄県国頭郡金武町)
- 宜野座駅(沖縄県国頭郡宜野座村)
- 名護駅(沖縄県名護市)
- 大宜味駅(沖縄県国頭郡大宜味村)
- 国頭駅(沖縄県国頭郡国頭村)
- やんばる駅(沖縄県国頭郡国頭村)
- 辺戸駅(終点)(沖縄県国頭郡国頭村)
支線
- うるま線:嘉手納駅(または沖縄駅)〜 うるま駅(沖縄県うるま市)
- 今帰仁支線:名護駅 〜 今帰仁駅(沖縄県国頭郡今帰仁村)
鉄道唱歌 沖縄編:序盤 出立・首里の巻
第1番:沖縄本線・出立の決意
南の海なる 琉球路
夢の本線 汽笛鳴る
鉄路のひびき 勇ましく
いざや尋ねむ 美ら島を
ちゅら(美ら):沖縄の方言で「美しい」「綺麗」を意味し、自然や人の美しさを讃える言葉です。

沖縄の海のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
第2番:琉球王国・万国津梁
いにしへしのぶ 琉球の
万国津梁 鐘の音よ
舟をすすみて 海こえし
栄えし歴史 今もなほ
第3番:那覇・港と国際通り
那覇の湊に 船集ひ
奇跡の町の 道広し
国際通り にぎはひて
南国の風 薫り立つ
奇跡の1マイル:戦後の焦土から、約1マイル(1.6km)にわたり、目覚ましい復興を遂げた国際通りの通称です。
第4番:首里城・ケービンの追憶
朱き守礼門 首里城
遠き昔の ケービンは
煙をあげて 走りけり
鉄路の夢を 受け継ぎて
ケービン:かつて戦前に沖縄本島を走っていた、沖縄県営鉄道(軽便鉄道)の親しみある愛称のことです。
鉄道唱歌 沖縄編:南の巻(糸満)
第5番:豊見城・マンゴーの里
那覇をいでたる 南線
豊見城の 駅なれや
黄金にかがやく マンゴーの
あまき薫りぞ みちわたる
沖縄では城のことを「ぐすく」と言うのか?:沖縄では城のことを「ぐすく」と呼び、信仰の場や、集落の拠点としての意味も持ちます。
第6番:糸満・潮崎とハーリー
海人工房名ある 糸満の
潮崎あらふ 白波に
舟こぎ競ふ ハーリーの
鐘のひびきも いさましき
第7番:摩文仁の丘・平和の祈り
摩文仁の丘に 風わたり
刻める平和の 礎よ
祈りささげて 線路ゆく
那覇へもどりて 旅つがん
鉄道唱歌 沖縄編:中部の巻・うるま線
第8番:浦添・王陵ようどれ
浦添すぎて 城跡よ
舜天英祖の 古城あり
岩壁ふかき ようどれに
眠る昔の 王の墓
古琉球:江戸時代はじめの1609年の薩摩侵攻以前、琉球独自の三山分立や統一王国として栄えた中世時代のことです。
第9番:宜野湾・北中城(中城城跡)
宜野湾すぎて 中城
高台あふぐ 城跡よ
名将護佐丸 築きたり
石垣みごと 天にたつ
護佐丸:三山統一に貢献し、中城城などを築いた忠臣・名将として知られる按司(沖縄の豪族)です。
第10番:沖縄(コザ)・エイサーと音楽
沖縄駅に 着きぬれば
コザの響きも にぎはしく
太鼓うち鳴る エイサーの
熱き誇りを 胸に抱く
コザ:米軍統治下において、アメリカ文化と沖縄文化がそれぞれ融合した、音楽と芸能が息づく沖縄市の通称です。
第11番:うるま線・勝連城と海中道路
うるま線ゆく 東海岸
阿麻和利ゆかり 勝連よ
海中道路 風をきり
碧き海原 島むすぶ
阿麻和利:勝連城を拠点に海外貿易を進め、繁栄をもたらした有力な按司(豪族)です。

沖縄の海のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
第12番:読谷・残波岬とやちむん
本線もどりて 読谷へ
残波の岬 白波よ
土のぬくもり やちむんの
登り窯の 煙立つ

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鉄道唱歌 沖縄編:西海岸リゾート・名護・本部
第13番:恩納・万座毛の碧海
恩納の海岸 窓にみて
万座毛こそ 名勝よ
万人すわる 野原あり
珊瑚のうみは 瑠璃のいろ
尚敬王:琉球王国の第13代国王です。

沖縄の海のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
第14番:金武・宜野座(東海岸連絡)
金武の古刹や 鍾乳洞
宜野座の風も すこやかに
山をぬけゆく 鉄の道
大洋なみを 背にうけて
第15番:名護・ガジュマルと名護城
名護の町へと 着きぬれば
ひんぷんガジュマル 枝を張り
名護城址に 桜咲き
北部の要衝 人つどふ
やんばる:沖縄本島北部に広がる山原(やんばる)と呼ばれる地域で、豊かな自然林が残ります。
第16番:今帰仁支線・北山王の城
名護をいでたる 今帰仁線
本部半島 めぐりゆく
北山王の 城跡よ
波打つ石垣 天を突く
三山時代:14世紀の沖縄で、北からから順に北山・中山・南山の3つエリアに分かれてそれぞれの勢力が争い、並立していた時代のことです。
尚巴志によって3つのエリアは統一され、三山時代は終了しました。
第17番:美ら海水族館・黒潮の海
本部の浜ゆく 美ら海よ
ジンベエザメの およぐ波
黒潮の底 水族館
深き神秘を まのあたり
鉄道唱歌 沖縄編:やんばる・終着の巻(第18番〜第20番)
第18番:大宜味・長寿の里
本線もどり 大宜味へ
長寿のほまれ 高き里
青きシークヮーサー 実をむすび
芭蕉布おるや 機の音
第19番:国頭・やんばるの原生林
国頭ゆけば 山深し
太古の森よ やんばるの
ノグチゲラとぶ 木々の露
命あふるる 世界遺産
第20番:辺戸岬・終着の地
鉄路の果てぬ 辺戸駅よ
断崖きよき 岬にて
祖国復帰の 碑をあふぎ
遥か与論の 島のぞむ
祖国復帰闘争:かつて米軍施政権下にあった沖縄を、再び日本本土へ復帰させるために行われた住民運動です。
鉄道唱歌 沖縄編:那覇帰還・フィナーレ
第21番:南下・那覇帰還
最北の地を あとにして
夢の本線 南下く
車窓に染まる 夕映えよ
那覇にもどりつ 旅おはる
第22番:那覇の夜・美味と旅枕(ゴール)
三線ひびく 那覇の夜
泡盛かかげ 美味を食ふ
今宵は泊りて 旅枕
鉄路の恵み 感謝せん
三線:蛇皮を張った胴と3本の弦を持つ、沖縄の伝統音楽に欠かせない弦楽器のことです。
おわりに・まとめ
架空の「沖縄本線」で巡る鉄道唱歌 沖縄編、かなり学べるところも多かったのではないでしょうか?
沖縄や琉球王国の地理や歴史などは、こうして歌にしてみると、かなり「なるほど」と思わせる部分が多いのではないでしょうか。
歴史や豊かな自然、文化の息吹を感じながら、夢の鉄路の旅路をぜひ口ずさんで楽しんでみてくださいね!
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