【夏の釧路が涼しい理由とは?】本州の猛暑を忘れる天然のクーラーと海霧の秘密

夏の釧路が涼しい理由とは?親潮と海霧(じり)がもたらす天然クーラーの秘密や移住人気の魅力を、わかりやすく解説してゆきます!

幻想的な海霧(じり)に包まれる釧路の街並みのイメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)(夏の釧路が涼しい理由:徹底解説!)

釧路の海霧(じり)(画像はあくまでAIによるイメージです。)

釧路の涼しさは別格!真夏でも快適な避暑地の魅力

広大で豊かな大自然が広がる釧路湿原の風景イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)(夏の釧路が涼しい理由:徹底解説!)

雄大な釧路湿原の風景(画像はあくまでAIによるイメージです。)

釧路くしろの真夏に19℃というのは、本当にうらやましい涼しさですね!
本州では猛暑日が続くなか、まるで別世界のような快適さです。

北海道釧路市とは

新鮮な海の幸が贅沢に盛り付けられた釧路の海鮮丼イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

新鮮な海の幸が贅沢に盛り付けられた釧路の海鮮丼イメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

北海道の東部に位置する釧路市くしろしは、太平洋に面した道東最大の港湾都市です。

  • 日本最大の湿原しつげんである釧路湿原くしろしつげん国立公園
  • 手つかずの自然が広がる阿寒あかん摩周ましゅう国立公園

を有し、特別天然記念物のタンチョウが生息する豊かな自然環境に恵まれています。

雄大な釧路湿原を背景に旅を楽しむAIによる架空の自撮り写真

雄大な釧路湿原を背景に旅を楽しむAIによる架空の自撮り写真

水産都市・釧路ならではの新鮮で美味しい海鮮料理のイメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

水産都市・釧路ならではの新鮮で美味しい海鮮料理のイメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)

また、釧路港くしろこうは水産都市の拠点として有名で、新鮮な海の幸が楽しめることでも知られています。
四季を通じて豊かな大自然を満喫できる素晴らしい街ですね!

夏の釧路が涼しい3つの理由

釧路の海霧(じり)(画像はあくまでAIによるイメージです。)(夏の釧路が涼しい理由:徹底解説!)

釧路の海霧(じり)(画像はあくまでAIによるイメージです。)

釧路くしろの涼しさの理由は、主に以下の通りです。

  • 親潮(千島海流ちしまかいりゅう)の影響を強く受けること
  • 冷たい海風が入り込み、海霧じりが発生しやすいこと
  • 日差しが遮られて、気温が上がりにくいこと

天然のクーラー「海霧(じり)」と夏の釧路が涼しい秘密

釧路くしろでは、海霧じりという特有の(親潮がもたらす)濃い霧が、夏の釧路が涼しい理由になります。

釧路の海霧(じり)(画像はあくまでAIによるイメージです。)(夏の釧路が涼しい理由:徹底解説!)

釧路の海霧(じり)(画像はあくまでAIによるイメージです。)

海霧じりとは?
冷たい海の上に湿った空気が流れ込むことで発生する、濃い霧のことです。

この「じり(霧)」によって、天然のクーラーが効いている状態と言えます。
猛暑から逃れて、のんびり避暑に行きたくなりますね!

冷たい親潮がもたらす涼しさと、豊かな海の幸

先ほども少し述べましたが、釧路には親潮の影響を強く受けて夏でも涼しく、また海でも美味しい魚が獲れやすい環境にあります。

親潮おやしお(千島海流ちしまかいりゅう)とは?
千島列島ちしまれっとう沿いを南下して、北海道や東北地方の太平洋岸に流れ込む、日本近海を代表する冷たい寒流かんりゅうのことです。

道東の冷たい海で獲れる新鮮な魚介類のラインナップイメージ図(画像はあくまでAIによるイメージです。)(夏の釧路が涼しい理由:徹底解説!)

道東の寒い海の魚介類(画像はあくまでAIによるイメージです。)

親潮の冷水が、沿岸の気温を下げるメカニズム

この親潮のために水温が非常に低く、北の冷気をそのまま運んでくるため、沿岸地域の気温を大きく下げる要因となります。
こうした親潮による冷たい海水という環境のため、寒さを嫌う動物や魚はこの場所には入ってきづらいです。

道東の海鮮料理のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)

道東の海鮮料理のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)

寒流を好む魚たちと身が引き締まる理由

逆に寒さに強くて、(寒さに弱い)天敵から逃げたい魚たちにとっては、この寒流で過ごしやすくなります。
なので、こうした寒い海にはそうした魚(天敵から逃れたい魚)がとても多いというわけです。

また、寒い海に住む魚というものは、寒さに耐えるために身(肉)がすごく分厚くなっています。
なので、身を食べるとプリプリして美味しいわけですね!

寒流で育つ道東の魚介類(画像はあくまでAIによるイメージです。)

寒流で育つ道東の魚介類(画像はあくまでAIによるイメージです。)

絶好の漁場が育む、釧路の港町文化

そうしたことから、親潮のような寒流というものは絶好の漁場となっています。
なので、そうした魚を求めて多くの漁師さんたちが、この寒流のある釧路の近くに住むわけです。

釧路が日本で有数の漁場であり、多くの魚が獲れ、またその魚を求めて多くの漁師さんたちが集うというのは、まさにこういうところに理由があるわけですね。

釧路の海霧(じり)(画像はあくまでAIによるイメージです。)(夏の釧路が涼しい理由:徹底解説!)

釧路の海霧(じり)(画像はあくまでAIによるイメージです。)

親潮がもたらす、豊富な栄養と涼しい気候

また、こうした寒い海である寒流の親潮においては、プランクトンなどの栄養塩が極めて豊富であり、魚を育てる「親のような潮」であることが名前の由来です。
このようにして、釧路の近くの海である親潮というものは、北から吹いてくる冷たい海風とともに、夏の釧路が涼しい環境を作り出す天然の役割を果たしているわけです。

親潮と黒潮がぶつかる場所「潮目」

ちなみに、黒潮と親潮がぶつかる場所のことを潮目しおめと言います。

潮目しおめ(潮境)とは?
冷たい親潮(寒流)と温かい黒潮(暖流)がぶつかり合う境界線の海域のことです。

この潮目しおめの海域は、東北地方の東の太平洋側の海岸である三陸沖さんりくおきから、千島列島やアリューシャン列島などにかけての北海道東部沖にかけて広がっています。

そのため、この豊富な海域というものは世界三大漁場のひとつに数えられる、豊かな好漁場を形成しています。

200海里規制の試練と、釧路に集まる豊かな回遊魚

しかしながら、残念なことにこうした北方での漁場というものは、1970年代あたりにかけて200海里水域などの規制がかかってしまい、現在では他国との衝突を避ける観点から、自由な漁業ができなくなって釧路の水産業に大きな打撃を与えた一面もあります。

話がちょっと逸れましたが、釧路の親潮の豊富なプランクトンと、(それらの餌を求めて)黒潮に乗ってやってきた多様な回遊魚かいゆうぎょが集まるため、サンマやサバ、イワシなどが豊富に水揚げされます。
自然が織りなすダイナミックな海の仕組みには本当に驚かされますね!

道東の寒い海の魚介類(画像はあくまでAIによるイメージです。)

道東の寒い海の魚介類(画像はあくまでAIによるイメージです。)

夏も涼しい釧路の「移住先」としての人気

釧路川の風景(画像はあくまでAIによるイメージです。)(夏の釧路が涼しい理由:徹底解説!)

釧路川の風景(画像はあくまでAIによるイメージです。)

近年、地球温暖化や本州の厳しい猛暑を避けるため、夏の釧路市は「長期滞在」や「移住先」として、絶大な注目を集めています。

8月でも最高気温が20℃前後の日が多く、エアコンなしでも快適に過ごせる環境は、熱中症のリスクを減らしたいシニア層やテレワークを行う人々に大人気です。
市もお試し暮らしなどの移住支援を積極的に推進しており、涼しさと豊かな自然、おいしい海の幸を求めて訪れる人が年々増えています!

おわりに・まとめ

涼しい夏の北海道・釧路湿原を満喫するAI架空自撮りイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)

北海道・釧路湿原(という設定のAI自撮り画像です😅)

本州の厳しい暑さから離れ、真夏でも涼しい気候を保つ釧路は、まさに現代の楽園のような避暑地です。
夏の釧路が涼しい最大の要因である親潮の冷たい海風と海霧じりが、街全体をすっぽりと包み込み、自然のクーラーとしての役割を果たしています。

すなわち、私たちが夏の暑さに悩まされる中、北の大地では海洋の恵みによる驚異的な涼しさが守られているというわけです。
したがって、今年の夏は猛暑を忘れて、心地よい海風が吹く釧路で爽やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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