鉄道唱歌 北海道編の歌詞を、わかりやすく解説してゆきます!
然別・余市の地理・歴史などを、初心者の方にもやさしく解説してゆきます!

明治時代の余市のリンゴ畑(画像はAIによるイメージです)
↓まずは原文から!
林檎の實のる餘市村
夕風さむく秋ふけて
紅ならぬ枝もなし
さらに読みやすく!
林檎の実のる 余市村
夕風さむく 秋ふけて
紅ならぬ 枝もなし
さあ、歌ってみよう!
♪りんごのみのるー よいちむらー
♪ゆうかぜさーむく あきふけてー
♪くれないならぬー えだもなしー
函館駅→桔梗駅→七飯駅→新函館北斗駅→大沼公園駅→駒ヶ岳駅→森駅→八雲駅→国縫駅→長万部駅→黒松内駅→比羅夫駅→倶知安駅→然別駅→余市駅→蘭島駅→塩谷駅→小樽駅
※鉄道唱歌に関係ある主要駅のみ掲載
現代語訳のまとめ(然別・余市)
まずは、現代語訳から確認してゆきましょう。
- 鉱山としてその名が全国に知られている然別を通り過ぎ、
- 今度は、真っ赤な林檎の実がたくさん実っている、豊かな余市の村へとやってきた。
- やがて夕方の風が冷たく感じられるようになり、秋もすっかり深まっていく。
- したがって、木々の枝を見れば、紅葉していないものは一つもない(どの枝も真っ 赤に色づいている)ほど、見事な秋の景色である。
今回は、然別→余市の行程
倶知安駅から、小樽方面へ
倶知安駅(北海道虻田駅倶知安町)を出ると、さらに北へ小樽方面へと進みます。
小沢駅、銀山駅を過ぎゆく(倶知安→然別)
倶知安駅を出ると、かつて旧岩内線の分かれ道であった
- 小沢駅(北海道岩内郡共和町小沢)
を過ぎ、さらに
- 銀山駅(北海道余市郡仁木町銀山)
という駅を通過します。

銀山駅(北海道余市郡仁木町銀山)
銀山駅は、かつてこの辺りで銀が採掘されたことからこのような名前になったようです。
また、2018年頃に放送された「ウマ娘 プリティダービー」というアニメの舞台として話題になり、聖地巡礼が行われたそうです。

然別駅(北海道余市郡仁木町然別)
かつて鉱山で栄えた、然別駅のある仁木町
然別駅(北海道余市郡仁木町然別)のある
- 仁木町
は、歌詞にあるように鉱山で有名だったそうで、1980年代まで
- 「大江鉱山」
という鉱山が大いに栄えたそうです。
北海道はマンガンの名産地として知られていたようで、この大江鉱山からもマンガンがよく産出されたようです。
八雲・国縫のところでも少し話題に出てきましたが、国縫も
として鉄道唱歌の歌詞に出てきましたよね。(南の巻10番)

然別駅(北海道余市郡仁木町然別)

然別駅(北海道余市郡仁木町然別)
然別→余市の行程へ
リンゴの名産地・余市(よいち)
さらに、
- 余市駅(北海道余市郡余市町)
のある余市町と、仁木町一帯は、歌詞にあるようにリンゴの名産地だそうです。
また、リンゴ以外の果物の生産も盛んだそうです。

明治時代の余市のリンゴ畑(画像はAIによるイメージです)
歌詞「夕日で真っ赤に染まる木々」
歌詞に「夕風寒く~」とありますが、先ほどのダイヤ通りにいくとこの辺りには確かに夕刻あたりに着きます。
「紅ならぬ枝もなし」というのは、「真っ赤に染まらない枝はない」、つまり
という意味になります。
すなわち、
- 「紅葉していない枝が一本もない」
- =「見渡す限り、山全体が真っ赤に燃えるような紅葉で埋め尽くされている」
という意味の強調の表現です。
このように、秋の北海道の山々が、燃えるような赤一色に染まる壮大な様子を、とても情緒豊かに歌い上げていますね。
つまりちょうどこの辺りで、夕刻に染まる木々の景色を楽しめるという意味になるでしょう。

然別駅~余市駅間の車窓(函館本線)(北海道)
余市駅から先は、日本海側へ
余市駅を過ぎると、ついに日本海側へ出てきます。
あとは蘭島、塩谷と海沿いに東へ向かい、やがて小樽に到着します。
小樽へはあと少しです。
次回は、蘭島・塩谷へ
おわりに:次は、蘭島駅、塩谷駅に止まります!
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