架空最長片道切符:北海道編の最新ルートを徹底解説!廃線と未成線が織りなす究極の一筆書き旅を、わかりやすく解説してゆきます!

宗谷本線を走る列車のイメージ。いざ「架空最長片道切符:北海道編」の壮大な仮想旅へのシミュレーションへ!(画像はあくまでAIによるイメージです。実際の景色・車両等ではありませんので、ご了承ください。)
架空最長片道切符:北海道編の全貌と究極のロマン
今回は超マニアックすぎる、北海道のすべてのJR・国鉄の路線を最も長い切符で制覇しようという、とんでもない計画です!!
しかも現在の路線だけでなく、すでに廃線となっている路線や未成線まで復活させて、極限まで長い切符はどうなるか?について検証してみました。
未成線とは?
かつて法律や国の計画で建設が予定されながら、開通に至らなかった幻の鉄道路線のことです。
未成線については、以下の記事でも解説していますので、ご覧ください。

今回は、そんな究極のシミュレーション「架空最長片道切符:北海道編」を徹底解説します!
一筆書きの絶対原則と松前から名寄への旅路
今回は、例えば
- 同じ駅を二度通らない
- 最後の交差点で終わる『6の字』だけは、例外として成立
という、最長片道切符の絶対原則・ルールを維持しつつ、
- 北海道のかつての最南端の駅であった松前から、
- 最北の内陸結節点である名寄まで(「いや、稚内じゃないんかい!」って思ってしまいそうですよね)
という、北の大地を極限まで巡るという、なんとも壮大な一筆書きの旅がここに完成しました。
仮想最長片道切符:北海道編 ルート全行程一覧(松前→名寄)
そのとんでもない驚きのルートが以下の通りになります。
(仮想最長片道切符:北海道編 松前→名寄)
松前駅 →(松前線)→ 木古内駅 →(江差線)(現:道南いさりび鉄道)→ 五稜郭駅 →(函館本線)→ 七飯駅 →(函館本線・藤城支線)→ 大沼駅 →(函館本線・砂原支線)→ 森駅 →(函館本線)→ 長万部駅
長万部駅 →(室蘭本線)→ 伊達紋別駅 →(胆振線)→ 倶知安駅 →(函館本線)→ 黒松内駅 →(未成線)→ 岩内駅 →(岩内線)→ 小沢駅 →(函館本線)→ 札幌駅
札幌駅 →(札沼線)→ 石狩沼田駅 →(留萌本線)→ 深川駅 →(函館本線)→ 旭川駅 →(富良野線)→ 富良野駅 →(根室本線)→ 滝川駅 →(函館本線)→ 白石駅
白石駅 →(千歳線)→ 南千歳駅 →(石勝線)→ 追分駅 →(室蘭本線)→ 苫小牧駅 →(日高本線)→ 様似駅 →(未成線/鉄道敷設法別表第133号)→ 広尾駅 →(広尾線)→ 帯広駅
帯広駅 →(根室本線)→ 新得駅 →(北十勝線)→ 足寄駅 →(池北線)→ 北見駅 →(石北本線)→ 美幌駅 →(相生線)→ 北見相生駅 →(釧美線)→ 釧路駅
釧路駅 →(根室本線)→ 厚床駅 →(標津線支線)→ 中標津駅 →(標津線本線)→ 標茶駅 →(釧網本線)→ 網走駅 →(湧網線)→ 中湧別駅 →(名寄本線)→ 遠軽駅 →(石北本線)→ 新旭川駅
新旭川駅 →(宗谷本線)→ 名寄駅(1回目通過) →(名寄本線)→ 興部駅 →(興浜線/未成区間含む全通)→ 北見枝幸駅 →(美幸線/未成区間含む全通)→ 美深駅 →(宗谷本線)→ 音威子府駅
音威子府駅 →(天北線)→ 南稚内駅 →(宗谷本線)→ 幌延駅 →(羽幌線)→ 羽幌駅 →(名羽線)→ 名寄駅(ゴール)
架空最長片道切符:北海道編の各エリア徹底解説
渡島半島の立体交差と後志の大迂回(松前〜札幌)
道南の立体交差と、藤城・砂原支線の「8の字ルート」
旅の出発地は、北海道最南端に位置した松前線の松前駅です。
かつて津軽海峡沿いを走っていた松前線を北東へたどり、木古内から江差線(現:道南いさりび鉄道)で五稜郭へ出ます。

七飯町の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
ここから道南特有の線形を活かした立体交差が始まります。
函館本線を北上し、七飯からは(戦後・昭和41年に作られた山岳地帯の勾配を避けるための大きなカーブである)下り専用の別線・藤城支線に入って、いわゆる「8の字ルート」の真ん中である大沼へ抜けます。
さらに、大沼からはこの8の字ルートの右側を大回りするように、大沼や渡島富士こと北海道駒ヶ岳の東側を、海沿いに大回りする砂原支線を通ります。
やがて、森へ到達します。
これにて道南の8の字ルートを脱出です!
噴火湾沿いから、胆振線で羊蹄山麓・倶知安へ
森からは、八雲とかつての瀬棚線との分岐点である国縫駅を過ぎて、内浦湾に沿って長万部へ達します。
長万部の次は山側へは進まず、あえて室蘭本線で噴火湾を東へ進み、(かつての)胆振線との合流点である伊達紋別方面へ進みます。
そして、伊達紋別からは胆振線で羊蹄山の麓を進み、倶知安に到着します。

胆振線(画像はあくまでAIによるイメージです。)
通常ならこの倶知安駅からはそのまま(函館本線で)北上したいところですが、あえて距離を極限まで稼ぐために、ここで一度函館本線を南下し、長万部にほど近い黒松内へ戻ります。
この黒松内駅からは、先ほどの長万部駅とかなり近くなるので、なんだか不思議な感覚ですよね!
黒松内から未成線・岩内線を経て、後志を網羅
黒松内からは、(かつて計画のあった)未成線で日本海側の岩内へと抜けます。
さらには、岩内線で函館本線の駅である小沢へと脱出します。
小沢は倶知安よりもやや北に位置する地理関係のため、先ほど到達した倶知安駅とはかなり接近することになります。
このようにして、倶知安駅も周辺の線路も二度通ることなく、見事なまでに後志の山海のネットワークを回収して、そのまま函館本線で余市・小樽・札幌へと抜けられます。

小樽の食事イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)

札幌の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
空知・上川の三角ルートと日高・十勝の大迂回(札幌〜北見)
札沼線の廃止区間をたどり、石狩沼田・深川へ

札沼線(画像はあくまでAIによるイメージです。)
札幌からは、かつてさらに北東の石狩沼田方面へと直通していた札沼線の廃止区間をフルにたどって北上します。
やがて、留萌本線との合流点である石狩沼田へ出てきます。
現実では、残念ながらこの区間は近年廃止されてしまいました。
そこ(石狩沼田)からは留萌本線で南東へ進み、函館本線の合流点である深川へと抜け、そこから函館本線でさらに北東部へ進み、旭川へ入ります。
富良野線と根室本線が描く、道央盆地の「三角大回り」
ここからは、道央の盆地を囲む壮大な三角大回りです。
ちなみに名寄方面と遠軽方面は後半で回収するため、ここではまず向かいません。

忠別川の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
旭川からは富良野線で南下して富良野へ寄り道し、富良野からは根室本線(芦別・赤平経由)で北西に進んで、函館本線との合流点である滝川へ戻ります。
この富良野への大回りをすることで、距離を大きく稼ぐことができます。

富良野の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
札幌を絶妙に迂回する、白石分岐と千歳・石勝線ルート
滝川からは函館本線を南下し、札幌の手前の白石で分岐して、千歳線へ入ります。
この札幌と白石が微妙に離れているところが面白いポイントです!
札幌は先ほど通ったため二度と通れませんが、白石駅が札幌駅と少しだけ離れているおかげで、重複することなく千歳方面へ南下できるというわけです。
このように、白石からは千歳線に乗り換え、南千歳に着きます(ちなみに千歳駅まで行くと行き過ぎになります)。
南千歳からは石勝線で東へ進み、一度は室蘭本線との合流点である追分へ上がり、そこから室蘭本線で南下して沼ノ端・苫小牧へ抜けます。

ウトナイ湖の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
日高本線と未成線で襟裳岬を巡る、壮大な「海岸大迂回」
苫小牧からは日高本線で様似へ至り、(鉄道敷設法別表第133号に規定された)未成線で、北海道の南の最果てである襟裳岬をぐるりと回って、広尾へと抜けます。
さらに(現実では今や廃止されている)広尾線を北上して、十勝平野の帯広へと到達します。

国鉄広尾線のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
日高山脈(日高半島)を海岸沿いに丸ごと大迂回するという、圧倒的な距離ボーナスですね!
幻の北十勝線から池北線へ抜ける、十勝・オホーツク横断

十勝平野の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
帯広からは、根室本線で一度西側の新得へ進みます。
そこ(新得駅)からは未成線である北十勝線で東へ進み、士幌・上士幌を経由して十勝平野の北部をさらに東へ進み、足寄へと東進します。
足寄からは(史実ではかつて池田と北見の間で北海道を縦に貫くように結んでいた)池北線(のちのふるさと銀河線)へと入り、そのまま北見方面へと北上して、オホーツクの内陸結節点・北見へと到達します。

陸別町のオーロラのイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
ちなみに足寄からは池田方面・(未成の白糠線による)白糠方面から釧路というルートもありますが、後の釧美線の壮大なルートが回収できなくなり損となるため、今回は採用しません。
釧美線が拓く阿寒大迂回とオホーツク沿岸(北見〜新旭川)
相生線と未成線・釧美線が貫く「阿寒山岳ルート」
北見からは石北本線でやや東の美幌へ進み、ここからは(史実ではかつて運行されていたものの今や廃止された)相生線で北見相生へ(阿寒湖の北西側エリア)と南下します。

美幌町の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
そしてここ(北見相生)から、かつて壮大な計画が存在していた幻の巨大変革路線である未成線である、
- 釧美線(北見相生〜阿寒〜釧路)
へ進み、釧路方面へと南東へ進んで行きます!
すなわち、ここで阿寒の山岳地帯を貫いてはるばると太平洋側の釧路へと抜けることで、莫大な追加距離を獲得することになるわけです。
標津線による根釧台地大回りと、知床を迂回する知恵
釧路からはさらに東へ根室方面の厚床へ進み、標津線の支線(厚床〜中標津)と本線(中標津〜標茶)をたどって根釧台地を大回りします。

標津線のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
つまり、釧路(東釧路)からは、
- 一旦大きく北東へ進んで(厚床)、
- さらに北へ進み(中標津)、
- そこからさらに南西(標茶)へ戻る
という、非常に大回りなルートになります。
ちなみに中標津からは、根室標津を通って知床斜里に至る根北線という未成線があったのでした。
しかし、知床の山々をまっすぐに貫くこのルートはショートカットになるだけなので、中標津からはあえて南西の標茶に大きく戻った方が、知床斜里への遠回りになるわけです。

摩周湖の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
このように、標茶からは釧網本線で北上して、摩周や川湯温泉、知床斜里を抜けて網走へ到達します。
オホーツク海沿いを北西へ駆ける「湧網線」ルート

網走の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
網走からは、(史実ではかつて存在した)オホーツク海沿いの湧網線で北西へ海岸沿いをまっすぐに進み、サロマ湖畔を抜け、名寄本線との合流点である中湧別へ到着します。

サロマ湖の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
ちなみに、網走から石北本線で北見方面へと進むルートは、先ほど美幌を通ったため通れません。
逆に網走では、美幌とかなり接近することになります。
名寄本線から石北本線・北見峠を越えて、新旭川へ
中湧別からは名寄本線でやや南下して、石北本線との合流点である内陸の遠軽へ入ります。
遠軽からは石北本線でひたすら西へ進んで北見峠を越え、新旭川へと戻ってきます。

石北本線のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
ここでようやく旭川と近くなるわけですが、本当に北海道の東半分を大回りしてきたなという実感ですね!
また、この新旭川と旭川が微妙に離れているところがポイントで、旭川に二度戻らなくて済む(ルート重複回避)という大きなメリットになります。
完璧なる「6の字」結着のフィナーレ(名寄〜宗谷・留萌〜名寄)
旅はついに、道北を舞台にした最終章へと突入します。
名寄駅を一度通過して描く巨大な「6の字」
新旭川からは宗谷本線を北上し、本ルートの目的地(ゴール)である名寄駅を一度通過します。

名寄市の名物・もち米のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
最長片道切符のルールでは、環状線の交差点で終わる場合に限り、途中での一度だけの交差が認められています。
したがって、名寄駅で名寄本線へと曲がり、宗谷地方の半分を占める巨大な「6の字」の輪を描き始めます。
名寄本線からオホーツク海沿いの興浜線全通ルートへ

名寄本線のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
そして名寄本線で大きく東へ進み、オホーツク海沿いの興部に到着します。
興部からは、未成区間を繋いだ興浜線(興浜南線・未成区間・興浜北線)でオホーツク沿岸を北上し、美幸線との合流点である北見枝幸へ抜けます。
美幸線で、北見枝幸から内陸の美深へ横断
北見枝幸からは、史実ではかつて日本一の赤字線と呼ばれた美幸線の
- 未成区間(北見枝幸〜仁宇布)
- 既開通区間(仁宇布〜美深)
の区間を、それぞれまっすぐに抜けます。
そして、再び内陸の(宗谷本線との合流点である)美深へ抜けます。

美幸線のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
天北線から南稚内を経て、宗谷本線を南下する「道北ループ」
美深からは宗谷本線で天北線との合流点である音威子府へ進み、海側の天北線で浜頓別を経由して、やがて宗谷本線との合流点である南稚内へ到達します。

天北線のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
ここで(南稚内から)稚内まで行ってしまうと、行き止まりでアウトになります。
そこから、内陸の宗谷本線でサロベツ原野を南下し、羽幌線との合流点である幌延へ抜けます。

利尻島をバックに走る宗谷本線のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
羽幌線から幻の名羽線を経て名寄駅へ至る、究極のゴール
幌延からは日本海沿いの羽幌線を南下して、名羽線との合流点である羽幌へ至ります。

羽幌線(画像はあくまでAIによるイメージです。)
最後は、路盤工事の大半が完成しながらも未開業に終わった幻の横断路線・
- 名羽線(羽幌〜朱鞠内〜名寄)
を東の名寄方面へと進みます。
西側から名羽線の線路をたどって、終着駅・名寄へと到着します!

名寄市の景色イメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)
この「架空最長片道切符:北海道編」の最後を飾る、線路の重複を完璧に排し、環状線の交差点で旅を終えるという「6の字」のルールを完璧に満たした、まさにこの上ないフィナーレです。
おわりに・まとめ
「架空最長片道切符:北海道編」は、かつて北の大地を支えた廃線と、夢のまま途切れた未成線を結ぶことで生まれた究極の鉄道ロマンです。
道南の立体交差から襟裳岬・オホーツクの大迂回、そして名寄で完結する美しい「6の字」ルートは、まさに先人たちが思い描いた北海道鉄道網の集大成といえます。
かつて失われた鉄路に思いを馳せながら、壮大な一筆書きの旅路をじっくりと味わってみてくださいね!
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