【保存版】旅行をもっと楽しむ!難解な観光用語の分かりやすい意味と使い方まとめ

観光地旅行パンフレットでよく見かける難しい観光用語の意味を、初心者向けにわかりやすく解説してゆきます!

「四季折々」な景色の例(観光用語の解説)

「四季折々」な景色の例

難解な観光用語

旅行観光地のパンフレットで見かける言葉は、日常ではあまり使わない難しいものが多いですよね。
私は正直なところ、難しい漢字が並んでいると「うわっ、難しそう…」と一瞬身構えてしまいます。
せっかくの旅行気分を台無しにしないよう、それぞれの言葉をわかりやすく解説しますね!

難解な観光用語:観光地でよく見る「雰囲気」を表す言葉

「四季折々(しきおりおり)」

四季折々の嵐山(画像はあくまでAIによるイメージです。)(観光用語の解説)

四季折々の嵐山(画像はあくまでAIによるイメージです。)

四季折々しきおりおりとは、春には桜、夏には緑、秋には紅葉、冬には雪といったように、それぞれの季節ごとに変化する様子です。

すなわち、

いつ行っても、その時期ならではの良さがある

という意味ですね!

使用例

  • このお寺の庭園は、四季折々しきおりおりの美しさを見せてくれます。
    なのでいつ訪れても新しい発見があって楽しいですね!
  • しゅんの食材を四季折々しきおりおりに取り入れた懐石料理かいせきりょうりを、ぜひ堪能たんのうしてください。

懐石料理かいせきりょうり:旬の味を大切にするおもてなしの和食です。
四季折々の旬をふんだんに使い、見た目も味も最高に贅沢ですね!

懐石料理(画像はAIによるイメージです)(観光用語の解説)

懐石料理(画像はAIによるイメージです)

「異国情緒(いこくじょうちょ)」

異国情緒いこくじょうちょとは、日本にいながら、まるで外国にいるような雰囲気や味わいを感じることをいいます。
例えば長崎函館のような、西洋文化が混ざった街並みに使われることが多いですよ。

使用例

  • 石畳いしだたみの坂道と洋館が並ぶこの街は、異国情緒にあふれています。
    まるで海外旅行に来たような気分になれて、ワクワクしちゃいますね!
  • 港町ならではの、異国情緒豊かなカフェでゆっくり過ごすのがおすすめです。

石畳いしだたみ:平らな石を敷き詰めた道で、往時の異国情緒を演出します。
雨でもぬかるまずに歩きやすいので、旅人には嬉しい工夫ですね!

「石畳」のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)(観光用語の解説)

「石畳」のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)

「風光明媚(ふうこうめいび)」

風光明媚ふうこうめいびとは、山や海などの自然の景色が、とにかく抜群に美しいことをいいます。

すなわち、

眺めが最高で、うっとりしちゃう場所

というニュアンスです。

使用例

  • この海岸線風光明媚ふうこうめいびな場所として、古くから多くの詩人に愛されてきました。
    つまり、日本を代表する絶景ポイントということですね!
  • 展望台からは、風光明媚ふうこうめいび多島美たとうびを一望することができます。

多島美たとうび海にたくさんの島々が浮かぶ、それこそまさに風光明媚な景色のことです。
きらめく海と島のコントラストは、まさに国宝級の美しさですよ!

瀬戸内海の「多島美」の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)

日本三景・松島の「多島美」のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)

「ふんだんに」

ふんだんに」とは、惜しみなく、たっぷり贅沢に使う様子をいいます。

地元の海鮮・食材をふんだんに使った料理

と言われたら、もうお腹が空いてきちゃいますね!

使用例

  • 地元の農家さんが育てた新鮮な野菜を、ふんだんに使ったサラダです。
  • この温泉宿のロビーには、木材ふんだんに使われていて、木の香りに癒やされます。

野菜を「ふんだんに」使った野菜サラダの例(画像はあくまでAIによるイメージです。)

木材を「ふんだんに」使った温泉宿の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)(観光用語の解説)

難解な観光用語:街の「役割や歴史」を表す言葉

「物流の拠点(ぶつりゅうのきょてん)」

物流の拠点とは、荷物や商品が集まり、そこから各地へ発送される中心的な場所をいいます。
例えば、大きな港倉庫がある街のことですね。

江戸時代・玉島港(画像はあくまでAIによるイメージです。)

使用例

  • この港は、江戸時代から北前船きたまえぶね寄港きこうする物流の拠点として栄えました。
  • 現代でも、この街は高速道路が交差する、重要な物流の拠点となっています。

北前船きたまえぶね:江戸時代から明治時代にかけて日本海を往来し、各地の特産品を売買しながら運んだ商船(弁才船)のことです。
かつて大阪から北海道までを行き来し、商品を売り買いしながら進んだ船です。

江戸時代の「北前船」の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)

「交通の要衝(こうつうのようしょう)」

交通の要衝ようしょうとは、道と道が交わるところで、旅人が必ず通るような大切な場所のことをいいます。
つまり、

ここを通らないと、どこへも行けない!

という、交通の超重要ポイントのことです。

使用例
  • 三つの街道が交わるこの街は、古くから交通の要衝でした。
  • そのため、交通の要衝となる場所は、多くの旅人が行き交い、常にガヤガヤと賑わっていたというわけですね!
  • 山に囲まれたこの峠は、かつてより戦略的にも非常に重要な交通の要衝とされてきました。

宮宿の追分(画像はあくまでAIによるイメージです。)

水運と防御の要衝としての城(画像はあくまでAIによるイメージです。)

「宿場町(しゅくばまち)」

宿場町しゅくばまちとは、例えば江戸時代などに、旅人が宿泊したり休憩したりするために作られた街のことをいいます。

江戸時代の中山道(なかせんどう)の宿場町(画像はあくまでAIによるイメージです。)

江戸時代の宿場町での食事のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)(観光用語の解説)

江戸時代の宿場町での食事のイメージ(画像はあくまでAIによるイメージです。)

昔は新幹線など無かったので、何日も何日もかけて旅人たちは歩いて旅行していたため、途中で宿泊・食事・休憩したりする場所が必要だったからですね。
今でいう「ホテル街」や「サービスエリア」が街になったようなイメージです!

使用例
  • かつての宿場町の面影が残る通りをのんびりと散策してみましょう。
  • 昔の旅人も、かつてはこの同じ宿場町の景色を見ていたのかなと思うと、ロマンを感じますね!
  • この建物は、宿場町だった頃の「脇本陣わきほんじん(つまり、大名や公家などが泊まる宿のこと)」を改修したものになります。

「往時(おうじ)」

往時おうじとは、「昔の、一番栄えていたころ」という意味になります。
例えば、「往時の姿を今に伝える」と言ったら、「昔のキラキラしていた時代のまま残っている」ということですね。

使用例
  • この遺跡からは、往時華やかな暮らしぶりをうかがい知ることができます。
  • 往時の姿から、まるで昔の栄華が目に浮かぶようで、タイムスリップしたような感覚になりますね!
  • 復元された門が、往時威容いよう(堂々とした姿)を、今に伝えています。

「往時の宿場町」(画像はあくまでAIによるイメージです。)

「お城や歴史的建物」で使われる言葉

ここからは、「お城や歴史的建物」で使われる観光用語について解説していきます!

「土塁(どるい)」

土塁どるいとは、敵の侵入を防ぐために、土を高く盛り上げた壁のことをいいます。
まだコンクリートがない時代、土を固めて作ったディフェンスライン(防衛柵)ですね。

使用例

  • お城の周囲には、今も巨大な土塁がそのままの形で残っています。
  • この土塁からは、敵の攻撃を必死に防ごうとした、当時の人たちの熱意が伝わってきますね!
  • 石垣ではなく、あえて土塁で囲むことで、守りを固めていたお城もあります。
戦国時代の「土塁」の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)(観光用語の解説)

戦国時代の「土塁」の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)

「郭・曲輪(くるわ)」

くるわ(郭・曲輪)」は、お城の中で、石垣や堀で区切られたエリアのことを言います。
例えば「本丸」や「二の丸」といった、お城の中の各スペースの名前だと思えば分かりやすいです!

戦国時代の曲輪の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)(観光用語の解説)

戦国時代の曲輪の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)

使用例

  • 二の丸くるわには、かつてお殿様が暮らした豪華な御殿がありました。
  • この曲輪くるわは、「ここから先はお殿様のプライベート空間!」という仕切りだったわけですね。
  • このお城は、複雑な形の曲輪くるわを組み合わせることで、鉄壁の守りを誇っていました。

「やぐら(櫓)」

やぐら(櫓)」は、お城の石垣の上に建てられた、見張り台武器庫を兼ねた建物のことをいいます。
すなわち、高いところから敵が来ないかチェックするための、お城の「見張りタワー」であるというわけです。

城郭のお堀の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)

使用例
  • この隅櫓すみやぐらに登れば、城下町を360度見渡すことができます。
  • 昔の見張り番の人も、このやぐらから敵が来ないか目を光らせていたんでしょうね!
  • 武器を保管するためのやぐらが、火災から免れて、現存しています。

「国宝(こくほう)」

国宝こくほうとは、日本の宝物の中でも、特に歴史的・芸術的価値が高くて「これは絶対に守らなきゃ!」と国が指定したものをいいます。

兵庫県姫路市の観光(画像はあくまでAIによるイメージです。)

国宝・松本城の観光(画像はあくまでAIによるイメージです。)

いわゆる「国宝」のお城なら、姫路城松本城などが有名ですね。

使用例

  • 日本に現存する12天守のうち、国宝に指定されているのは、わずか5つ(松本城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城)です。
  • 国宝に指定された本堂の彫刻は、思わず見惚れてしまうほど緻密ですよ。

「由緒(ゆいしょ)」

由緒とは、その場所がたどってきた、立派な歴史や来歴のことをいいます。
由緒あるお寺」と言えば、

  • 「昔からすごいストーリーがあって、国からも認められているお寺」

という意味になります!

観光案内の「実はよく分かっていない」重要用語

「回遊式庭園(かいゆうしきていえん)」

回遊式庭園かいゆうしきていえんとは、例えば大きな池の周りを歩きながら、移り変わる景色を楽しむスタイルの庭園です。
すなわち、「一箇所に座って眺める」のではなく、

  • 池の周りを回って、お散歩しながら、いろんな角度から景色を楽しむ」

というお庭だと思えば完璧ですよ!

回遊式庭園の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)(観光用語の解説)

回遊式庭園の例(画像はあくまでAIによるイメージです。)

「日本有数の(にほんゆうすうの)~」

日本有数にほんゆうすうとは、「日本の中で、指を折って数えられるほどトップクラスである」という意味です。
すなわち、

  • 日本で一番!」ではないけれども、トップ3トップ10には入るくらい凄いよ

という、なんとも絶妙な表現というわけですね!

「名勝(めいしょう)」

名勝めいしょうとは、数ある景勝地けいしょうち景色の美しい土地)のうち、

  • 「ここは景色が素晴らしいから、みんなで大事にしようね!」

と、国が法的に認めた場所のことをいいます。
単に「景勝地けいしょうち景色の美しい土地)」だと、国から認められたかどうかにかかわらず美しい景色がある場所という広い意味になります。
つまり「名勝」とは、あくまで「自称・絶景」ではなく、また単に「綺麗な景色」というだけでなく、国がお墨付きを与えた「本物の絶景」ということです!

また、特別名勝とくべつめいしょうは「名勝」の中でも、特に価値が高いものになります。
まるで世界遺産にも匹敵するかのような、日本が世界に誇る究極の絶景スポットにだけ与えられる称号です!

「復元(ふくげん)」

復元ふくげんとは、一度壊れてなくなってしまったものを、当時の資料図面をもとに、元の姿通りに作り直すことをいいます。
すなわち、復元とは単に「新しく作った」のではなく、「昔の姿をあくまでそっくりそのまま蘇らせた」という、歴史への敬意がこもった言葉です。
つまり、単なる想像だけで作り直したものは、厳密には「復元」とはいわないわけです。

「復元(ふくげん)」と「再建(さいけん)」

また、復元とは当時の工法材料までこだわってソックリに作ることです。
一方、似た言葉で再建は、「とりあえずもう一度建てる」という広い意味で使われます。

おわりに・まとめ

今回は、旅行観光地巡りでよく見かける難解な観光用語の意味や背景を分かりやすく解説しました。

歴史的な建造物街並みの名前には、当時の人々の知恵工夫がたっぷりと詰まっています。
言葉の意味を知ることで、いつもの景色がより新鮮で味わい深いものに感じられるはずです。

次のお出かけの際には、ぜひ今回の解説を思い出して、歴史の趣きを感じながら観光を楽しんでみてくださいね!

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